<p>6月3日（火)、SAGAサンライズパークテニスフィールドにて令和7年度第63回佐賀県高等学校総合体育大会テニス競技が開催された。<br><br>男子シングルス決勝に進出したのは、第1シードの野口諒人選手（早稲佐）と五十嵐淳選手（致遠館）。野口選手がフォアハンドを武器に展開を作り出し、攻撃的なテニスでポイントを重ねる。五十嵐選手も1ゲームを奪う粘りを見せたが、野口選手がフォアハンドを得意の逆クロス方向に打ち込み優勝を決めた。<br></p><p style="text-align:center"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/e54edc6eec7a4e58b2b77ce9e2158d94/AE0I0549.JPG" alt=""><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/f859d1db4c284319a02be4598a4fa1a6/AE0I0559.JPG" alt=""><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/3fdca999888f4bf48db0893559b1b379/AE0I0519.JPG" alt=""></p><p><br>女子シングルス決勝に進出したのは、田代祐乃選手（佐賀西）と長友沙薫選手（鳥栖商）。両者とも優勝経験のある佐賀商の選手を相手に準決勝で勝利して決勝へ進出した。田代選手が際どいコースに次々と打ち込むが長友選手が冷静に打ち返しリードを奪う。中盤、田代選手の鋭い攻撃が炸裂し3ゲームを獲得したが、終始冷静に戦った長友選手が優勝を手にした。<br></p><p style="text-align:center"><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/3e3ce44b1bad4d54b2afb64ae3538e36/AE0I0595.JPG" alt=""><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/a892afa7d2934b5a9908d108cfc68dc1/AE0I0622.JPG" alt=""><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/44a9ace593f34df49da040df83397da2/AE0I0620.JPG" alt=""></p><p><br>また、ダブルスでは、男子決勝は中村・島ペア、古藤・草野ペアの佐賀商対決となり、古藤・草野ペアが優勝。女子決勝のカードは佐賀商の田嶋・川内ペアと鳥栖商の伊東・長友ペア。田嶋・川内ペアが勝利し、佐賀商がアベック優勝を決めた。<br><br>シングルスでは、野口諒人選手（早稲佐）、五十嵐淳選手（致遠館）、田代祐乃選手（佐賀西）、長友沙薫選手（鳥栖商）が、<br>ダブルスでは、古藤彰・草野駿一郎ペア（佐賀商）、田嶋和香奈・川内梨央ペア（佐賀商）が<br>7月28日(月)〜8月4日(月)に竹ケ端運動公園庭球場・こざかなくんスポーツパークびんごで行われる中国総体（令和7年度全国高等学校総合体育大会）に出場する。<br>かちスポでは、シングルスで優勝した野口諒人選手（早稲佐）・長友沙薫選手（鳥栖商）にインタビューを行った。<br>インタビュー記事は6月6日から順次公開予定。乞うご期待！<br><br>---<br>令和7年度第63回佐賀県高等学校総合体育大会テニス競技 <br>＜男子シングルス＞<br>準決勝<br>野口諒人（早稲佐）8 - 1 草野駿一郎（佐賀商）<br>五十嵐淳（致遠館）9 - 7 小山将生（鳥栖高）<br>決勝<br>野口諒人（早稲佐）8 - 1 五十嵐淳（致遠館）<br><br>＜女子シングルス＞<br>準決勝<br>草場椎奈（佐賀商）8 - 9 田代祐乃（佐賀西）<br>長友沙薫（鳥栖商）8 - 5 田嶋和香奈（佐賀商）<br>決勝<br>田代祐乃（佐賀西）3 - 8 長友沙薫（鳥栖商）<br><br>＜男子ダブルス＞<br>準決勝<br>中村・島（佐賀商）8 - 6 五十嵐・橋間（致遠館）<br>古藤・草野（佐賀商）8 - 5 山口・飯盛（佐賀西）<br>決勝<br>中村・島（佐賀商）6 - 8 古藤・草野（佐賀商）<br><br>＜女子ダブルス＞<br>準決勝<br>田嶋・川内（佐賀商）8 - 4 草場・吉田（佐賀商）<br>松尾・佐藤（致遠館）1 - 8 伊東・長友（鳥栖商）<br>決勝<br>田嶋・川内（佐賀商）8 - 2 伊東・長友（鳥栖商）</p>

6月3日（火)、SAGAサンライズパークテニスフィールドにて令和7年度第63回佐賀県高等学校総合体育大会テニス競技が開催されました。



三枝功伸

株式会社WIDE

テニス

早稲田佐賀高校

ﾜｾﾀﾞｻｶﾞｺｳｺｳ

佐賀商業高校

ｻｶﾞｼｮｳｷﾞｮｳｺｳｺｳ

致遠館高校

ﾁｴﾝｶﾝｺｳｺｳ

佐賀西高校

ｻｶﾞﾆｼｺｳｺｳ

鳥栖高校

ﾄｽｺｳｺｳ

none

ﾅｼ

【2025 佐賀 総体 テニス 大会結果】シングルス 男子は野口諒人（早稲佐）女子は長友沙薫（鳥栖商）が優勝

令和６年度全国高等学校総合体育大会（北部九州総体）　7/21～8/20開催

高校総体

<p>6月3日（火)、SAGAサンライズパークテニスフィールドにて令和7年度第63回佐賀県高等学校総合体育大会テニス競技が開催されました。<br><br>＜男子＞<br>準決勝<br>野口諒人（早稲佐）8 - 1 草野駿一郎（佐賀商）<br>五十嵐淳（致遠館）9 - 7 小山将生（鳥栖高）<br>決勝 <br>野口諒人（早稲佐）8 - 1 五十嵐淳（致遠館）<br><br>＜女子＞<br>準決勝<br>草場椎奈（佐賀商）8 - 9 田代祐乃（佐賀西）<br>長友沙薫（鳥栖商）8 - 5 田嶋和香奈（佐賀商）<br>決勝<br>田代祐乃（佐賀西）3 - 8 長友沙薫（鳥栖商）</p>

6月3日（火)、SAGAサンライズパークテニスフィールドにて令和7年度第63回佐賀県高等学校総合体育大会テニス競技が開催されました。

山口修平

鳥栖商業高校

ﾄｽｼｮｳｷﾞｮｳｺｳｺｳ

【2025 佐賀 総体 テニス 速報】シングルス 男子は野口諒人（早稲佐）女子は長友沙薫（鳥栖商）が優勝

<p>6月1日（日)、SAGAサンライズパークテニスフィールドにて令和7年度第63回佐賀県高等学校総合体育大会テニス競技女子団体が開催されました。<br>-----<br>令和7年度第63回佐賀県高等学校総合体育大会テニス競技　女子団体<br>第1位　佐賀商業高校　＊北九州大会 第1代表<br>第2位　鳥栖商業高校　＊北九州大会 第2代表<br>第3位　佐賀西高校<br>第4位　致遠館高校</p>

6月1日（日)、SAGAサンライズパークテニスフィールドにて令和7年度第63回佐賀県高等学校総合体育大会テニス競技女子団体が開催されました。

【2025 佐賀 総体 女子テニス団体 速報】優勝は佐賀商業高校！

<p>5月31日(土)、サンライズパークテニスコートにて令和7年度第63回佐賀県高等学校総合体育大会テニス競技団体戦が開催された。<br><br>決勝のカードは新人戦と同じく佐賀商業高校vs鳥栖高校。互いに1試合も落とすことなく決勝へ進出した。シングルス3本・ダブルス2本の対決で行われた新人戦では3-1で佐賀商業高校が勝利した。シングルス2本・ダブルス1本で行われた本大会では鳥栖高校が2-0で勝利しリベンジを果たした。<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/1d8a145495f44937b51709056cee8c5a/AE0I9595.JPG" alt=""><br><br>優勝した鳥栖高校は、7月29日(火)〜8月4日(月)に竹ケ端運動公園庭球場で行われる中国総体（令和7年度全国高等学校総合体育大会）に出場する。また、第2代表の佐賀西高校は九州大会への出場権を得た。<br><br>-----<br>令和7年度第63回佐賀県高等学校総合体育大会テニス競技　団体戦<br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/01dc27c86200460a83c028aa06cad5b2/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202025-05-31%2020.20.58.png" alt=""></p>

5月31日(土)、サンライズパークテニスコートにて令和7年度第63回佐賀県高等学校総合体育大会テニス競技団体戦が開催された。

【2025 佐賀 総体 テニス 大会結果】男子団体優勝は鳥栖高校！

<p>5月31日(土)、SAGAサンライズパークテニスフィールドにて令和7年度第63回佐賀県高等学校総合体育大会テニス競技　男子団体が開催された。<br>-----<br>令和7年度第63回佐賀県高等学校総合体育大会テニス競技　男子団体<br>第1位　鳥栖高校<br>第2位　佐賀商業高校<br>第3位　佐賀西高校<br>第4位　北陵高校</p>

5月31日(土)、SAGAサンライズパークテニスフィールドにて令和7年度第63回佐賀県高等学校総合体育大会テニス競技男子団体が開催された。

北陵高校

ﾎｸﾘｮｳｺｳｺｳ

【2025 佐賀 総体 男子テニス団体 速報】優勝は鳥栖高校！

<p>いよいよ、高校生たちの熱き夏が始まる――。<br><br>各競技の頂点を懸けた高校総体が、今年も幕を開ける。これまで積み重ねてきた努力、仲間との絆、そして競技に懸ける思いを胸に、多くの選手たちが最後の舞台に挑もうとしている。<br>高校最後の大舞台となる総体を前に、佐賀商業高校女子テニス部の白武稔康先生に、現在のチームの様子やキャプテンのこと、そして大会への期待をうかがった。<br></p><h4 id="h144c3c4b4a">ーーー攻撃力と粘りが持ち味のチームに成長</h4><p>「よく走る、攻撃的なチームに育ってきた」と白武監督は語る。今年のチームは最後までボールを追い、諦めずに攻め切る姿勢が大きな武器だという。<br></p><h4 id="h1d5f3f36ed">ーーー全国での手応えと課題</h4><p>昨年のインターハイでは、全国の壁の高さを痛感する結果となった。しかし、直近の九州大会では初戦を突破し、最終順位は6位。「全国選抜では2回戦で負けてしまいましたが、かなりいい手応えがありました」と振り返る。<br>全国大会で1勝はできるようになったが、「まだ2勝できていない。最低でも2勝、目標はベスト8」と白武監督は力強く語る。<br><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/8d5f661f4e8f493ba704324c53108664/IMG_1542.JPG" alt=""><br></p><h4 id="h9a41e0856e">ーーーチームの柱は“3本の矢”</h4><p>今年の佐賀商業には、力が拮抗した中心選手が3人いる。草場、田嶋、川内の3名だ。「誰がエースになるか分からないほどで、3人の相乗効果がチーム力を底上げしている」と白武監督。攻撃力と粘り強さを併せ持つ彼女たちの存在が、勝利への鍵を握る。<br><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/613c5606b1514266bd2caeee53f246a3/IMG_1541.JPG" alt=""><br></p><h4 id="h498b4cfccd">ーーー必要なのは「勝負強さ」</h4><p>全国でさらに上を目指すためには、「勝負強さ」が必要だという。「全国区のジュニア経験のある選手たちと比べると、良い勝負はしても、あと一歩が届かない。ここぞという場面で打ち切れる強さが必要」と、課題も冷静に見つめている。<br></p><h4 id="hfeb1feb013">ーーーキャプテン・松永さんへの信頼</h4><p>チームを率いるキャプテン・松永さんについては、「人柄的にみんなを引っ張っていける子。彼女がやると言えば、自然とみんなのスイッチが入る」と高く評価する。<br>全国選抜では、1勝2敗の場面で彼女たちのダブルスが勝利し、チームの逆転に貢献。チームの命運を左右する勝負所でその存在感を発揮した。<br><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/e5d211c63d374eacbaa7327855f35f37/IMG_1527.JPG" alt=""><br></p><h4 id="hb210475cd0">ーーー背中で語る、最後の総体へ</h4><p>最後の総体に挑む3年生に向け、白武監督は「本番まであと少し。ケガや体調に気をつけて、後輩たちに“これが佐商のテニスだ”という背中を見せてほしい」とエールを送る。<br><br>総体という舞台で、彼女たちがどんな“佐商のテニス”を体現してくれるのか、期待が高まる。</p>

「”佐商のテニス”を後輩へ」白武監督が語る、佐賀商業女子テニス部の現在地と期待

永石恒陽

<p>いよいよ、高校生たちの熱き夏が始まる――。<br><br>各競技の頂点を懸けた高校総体が、今年も幕を開ける。これまで積み重ねてきた努力、仲間との絆、そして競技に懸ける思いを胸に、多くの選手たちが最後の舞台に挑もうとしている。<br>高校最後の大舞台となる総体を前に、佐賀商業高校女子テニス部の松永彩鈴キャプテンに、現在のチームの様子や大会への期待をうかがった。<br></p><h4 id="h665d1b4ec3">ーーー和やかな雰囲気で力を伸ばす</h4><p>今年の佐賀商業女子テニス部をまとめるキャプテンの松永さん。「自分が明るく練習することを第一に、和やかな雰囲気で取り組んでいます」と語るように、チームには終始穏やかで前向きな空気が流れている。<br><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/3d89f90356954589937168d8aaf144f1/IMG_1516.JPG" alt=""><br></p><h4 id="hf25150734c">ーーー全国での雪辱を胸に、目標は「まずは2勝」</h4><p>昨年度の全国選抜大会では一回戦突破。今夏のインターハイでは「まず2勝を目指して頑張りたい」と目標を掲げる。前回以上の結果を出し、チームの成長を全国に示す覚悟だ。<br></p><h4 id="h88184818eb">ーーー日々の積み重ねが勝負を決める</h4><p>「競った場面で“いつも通り”を出せるかが大事」と語る松永さん。サーブやレシーブといった基礎の反復練習に力を入れ、どんな状況でも安定したプレーを発揮できるよう備えている。<br><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/e5d211c63d374eacbaa7327855f35f37/IMG_1527.JPG" alt=""><br></p><h4 id="h6d23f12db7">ーーー1年生の躍進、2年生の団結</h4><p>新人戦では優勝を果たし、九州大会では6位と健闘。九州大会では1年生の活躍が光り、全国選抜では当時の2年生たちが声を出してチームを盛り上げた。「良い雰囲気で戦えた」と、チームの一体感が力になっている。<br></p><h4 id="hc9a34cccf3">ーーーチームの強みは「仲の良さ」</h4><p>「練習の休憩時間にみんなで楽しく話せるのが好き」と語る松永さん。明るく仲の良い雰囲気が、日々の練習や試合での精神的な支えにもなっている。<br><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/95ef3ee3b7324fff8a1fd358e285dc1e/IMG_1524.JPG" alt=""><br></p><h4 id="h9d835eb6ca">ーーー県総体、そしてインターハイへ</h4><p>「インターハイ出場が目標なので、まずは県総体で優勝したい。そして全国でも少しでも上に行けるよう、みんなで頑張ります」<br><br>目の前の一戦一戦を大切に、佐賀商業女子テニス部は前へと進んでいく。</p>

「笑顔でつかむ全国への切符」佐賀商業女子テニス、総体へ団結



「笑顔を武器につかむ全国への切符」佐賀商業女子テニス、総体へ団結

<p>いよいよ、高校生たちの熱き夏が始まる――。<br><br>各競技の頂点を懸けた高校総体が、今年も幕を開ける。これまで積み重ねてきた努力、仲間との絆、そして競技に懸ける思いを胸に、多くの選手たちが最後の舞台に挑もうとしている。<br>高校最後の大舞台となる総体を前に、鳥栖商業高校女子テニス部の松信聡先生に、現在のチームの様子やキャプテンのこと、そして大会への期待をうかがった。<br></p><h4 id="hd209daf203">ーー今のチームについて</h4><p>「シングルス1の長友は、最近やっと結果が出てきて、勝ち方がわかってきたのかなと思います」と松信先生。これまで努力を重ねてきたエースが、ようやく自分の勝ちパターンをつかみつつあるという。<br>「長友がシングルス1で勝負しながら、ダブルスならではの戦術で3ポイント中2つを取りにいける試合ができれば理想です」とも話すように、彼女を軸としたチーム構成。<br>5本勝負の新人戦と比べ、総体は3本勝負。人数が少なく層が薄いチームにとってもチャンスがある。「なんとかワンチャンスあるのでは」と、松信先生の目には希望が宿っている。<br><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/01f4e67444db42e193b75395db7f0ddf/IMG_1712.JPG" alt=""><br></p><h4 id="ha78436c71d">ーーキャプテンは「一番客観的な目を持つ選手」</h4><p>今のチームを引っ張るのは、キャプテン才津文音選手。<br>「彼女は一番客観的に周囲を見られる選手。下の面倒も見られるし、トータル的に見てこの子しかいないと思いました。あと、彼女はソフトテニス出身で、高校から硬式テニスに挑戦していることもあり、そういった挑戦する姿勢を後輩も見てくれるかなと思った」と、選出の理由を語った。<br></p><h4 id="hb543057779">ーー目指すのは「54％の勝負強さ」</h4><p>「練習から、1本でもいい加減なボールは打たない。もっと突き詰める必要がある」と松信先生は話す。その上で重要なのが“勝負強さ”だ。<br>「同じくらいの実力なら、相手よりほんのちょっとだけでも上回っていないといけない。だからこそ、相手より4％上回ることが大切なんです」<br>この「4％」という数字は、元男子プロテニス選手・ロジャー・フェデラーのスピーチに由来する。彼のキャリアにおける通算勝率は約8割だが、ポイント獲得率はわずか54％だったという。<br>「トップ選手ですら、ポイントの半分近くは失っている。だからこそ、1点のミスを気にせず、全部を取ろうとするのではなく、“4％多く取る”ことを目指してほしい」<br>この話は、選手たちの心にも響いているようだ。<br></p><h4 id="h6a400d7ac2">ーー背負うのは「自分以外の思い」</h4><p>最後に、総体に臨む選手たちへの思いを聞くと、松信先生はこう語った。<br>「自分のためだけじゃなく、いろんな人の思いを背負ってコートに立ってほしい。どんな結果であれ、そんな人たちが喜ぶようなプレーをしてくれたら」<br><br>勝敗を超えた場所にある“人の思い”を背負って戦う鳥栖商業女子テニス部。松信先生と選手たちの挑戦に、注目が集まる。</p>

「4％の勝負強さを」――鳥栖商業女子テニス部・松信聡先生が語る、総体への思い
高校最後の大舞台となる総体を前に、鳥栖商業高校女子テニス部の松信聡先生に、現在のチームの様子やキャプテンのこと、そして大会への期待をうかがった。

「54％の勝負強さを」――鳥栖商業女子テニス部・松信聡先生が語る、総体への思い

<p>いよいよ、高校生たちの熱き夏が始まる――。<br><br>各競技の頂点を懸けた高校総体が、今年も幕を開ける。これまで積み重ねてきた努力、仲間との絆、そして競技に懸ける思いを胸に、多くの選手たちが最後の舞台に挑もうとしている。<br><br>今回取材したのは、鳥栖商業高校女子テニス部。県大会優勝、そしてインターハイ出場。この目標を胸に、鳥栖商業女子テニス部は日々の練習に励んでいる。キャプテン・才津文音さんは、仲間たちとともにその目標に向かって歩んできた道のりを、語ってくれた。<br></p><h4 id="h55622b86ac">ーー目指すは、もう一度インターハイの舞台へ</h4><p>「鳥栖商業は5年ほど前までは県で優勝し、インターハイにも出場していました。でも、ここ最近は佐賀商業が出場していて、自分たちは出場できていない。だからこそ、私たちは『佐賀商業に勝ってインターハイに行こう』とチーム全員で目標を決めました。入部した時からずっと変わらない思いです」<br><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/2e9432c3fcc646ddafb4932d2b2e442d/IMG_1729.JPG" alt=""><br></p><h4 id="h681d67e85e">ーー去年の悔しさを忘れずに</h4><p>昨年の県総体では、決勝で佐賀商業に惜しくも敗れた。団体戦のメンバーは今とほぼ同じ顔ぶれだっただけに、その悔しさは大きかった。<br>「その時の気持ちは、今もみんなの中に残っています。だからこそ、練習の一つひとつに気持ちを込めて取り組んでいます」<br></p><h4 id="h3e60debcb5">ーー新人戦の敗戦が教えてくれたこと</h4><p>秋の新人戦では、準決勝で致遠館に敗れるという予想外の結果も経験した。<br>「決勝で佐賀商業と戦うことを想定していただけに、その前に負けてしまって本当に悔しかったです。これまでのように決勝で負けるのとはまた違う、別の悔しさでした」<br>この敗戦を経て、チームはダブルスとシングルスの組み替えをしたり、新しい戦い方にも挑戦した。敗戦が、成長のきっかけとなったと語った。<br></p><h4 id="hf936de1bbb">ーーチームの強みは“応援の力”</h4><p>そんな鳥栖商業には、プレーだけでなくもう一つの大きな武器がある。それが、応援の力だ。<br>「応援の力は県内で1番だと思います。みんなの気持ちが強くなるにつれて、応援の声もどんどん力強くなっていきました。団体戦では、その応援がすごく大きな支えになります」<br><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/2e9432c3fcc646ddafb4932d2b2e442d/IMG_1729.JPG" alt=""><br></p><h4 id="hbce9def2bd">ーー気持ちを一つにして戦いたい</h4><p>いよいよ近づく県総体。才津さんは、自分のためだけでなく、仲間の思いも背負ってコートに立つ覚悟だ。<br>「自分1人だけで戦うんじゃなくて、チームみんなの想いを感じながら、みんなが気持ちいいと思うプレーをしていきたいです！これまでみんなで頑張ってきたことに自信を持って、最後は笑顔で終われるように頑張りたいです」<br></p><h4 id="h8dd5fbecaa">ーーチーム全員でつかみたい、最高の結果</h4><p>かつての輝きを取り戻すために――。鳥栖商業女子テニス部の挑戦は、いよいよクライマックスを迎える。キャプテン・才津文音さんと仲間たちが描く未来に、期待が高まる。</p>

「笑顔で終われるように」――鳥栖商業女子テニス部キャプテン・才津文音さんの想い

<p>いよいよ、高校生たちの熱き夏が始まる――。<br><br>各競技の頂点を懸けた高校総体が、今年も幕を開ける。これまで積み重ねてきた努力、仲間との絆、そして競技に懸ける思いを胸に、多くの選手たちが最後の舞台に挑もうとしている。<br><br>新人戦で県内を制し、次なる舞台へと歩みを進める佐賀商業高校男子テニス部。チームを率いる小林正雄監督は「雰囲気の良さ」と「強気のプレー」が成長の鍵だと語る。主将・中村選手を中心に、まとまりと挑戦心を武器に総体へと挑む若き選手たち。チーム全員で戦う“佐商テニス”の今に迫る。<br></p><h4 id="ha21fd97b73">雰囲気の良さが武器に　“お調子者集団”の力</h4><p>佐賀商業男子テニス部が、この春一段と存在感を増している。小林正雄監督が率いるチームは、4月に開催された第53回佐賀県高校テニス選手権大会でダブルス優勝、シングルスではベスト4など、個々の力を伸ばしながら、チームとしての厚みも増してきている。<br><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/dbb1f3af518e48b79ed3f778db2b0e83/IMG_1479.JPG" alt=""><br><br>そんなチームの今を、小林監督は「お調子者が多い」と笑う。ただ、それは悪い意味ではない。「よく言えば、雰囲気を良くしてくれる。テニスはメンタルのスポーツなので、試合中にどれだけ強気でいけるかが大事。その点で、最近のチームは大事なところでこそ強気にプレーできるようになってきました」と、その成長を感じている。<br></p><h4 id="h66b3f5d399">自分たちで“波”を作れるチームへ</h4><p>特に目立つのが、波に乗った時の爆発力だ。「自分たちでその波を作れるようになってきました。ダブルスではチームの雰囲気が如実に出る。そこでもしっかり力を出せるようになっています」。勢いと雰囲気を武器に、コート上での一体感を生み出している。<br></p><h4 id="h511463c0b1">主将・中村がけん引　人としての成長も</h4><p>その中心にいるのが、主将の中村選手だ。小林監督は「キャプテンになってから“人として”成長しました」と語る。1年生の頃はメンタル面で課題があり、それが原因で悔しい敗戦も経験した。しかし、今では精神的にも大きく成長し、チームを支える存在となった。<br><br>中村選手の姿勢は、後輩たちにも大きな影響を与えている。ダブルスでは中村主将とのペアで優勝し、シングルスではベスト4進出を果たしたを果たした草野選手の成長について、小林監督は「日頃から中村の粘り強いテニスを相手にしてきたからこその結果」と話す。プレーでも、言葉でも、背中でもチームを引っ張る存在だ。<br><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/06ee5e2699814afb84de13cf6e7045b7/IMG_1485.JPG" alt=""><br></p><h4 id="he572596f28">上位大会で勝つために　“もう一つのチャレンジ”を</h4><p>チームの目標は、県を超えた舞台での勝利。だが、佐賀県の高校テニス界は全国的に見れば「レベルが低い」と現実を受け止める小林監督は、だからこそ「もう一つチャレンジできるようになってほしい」と願う。<br><br>「この相手にはこれをやらないと勝てない」という戦略を、集中力と勇気を持ってやりきる。そのチャレンジの先にしか、上位大会での勝利は見えてこない。<br><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/39a428188d1743ea854eb5759c3d42b2/1f5f8ea5e7934d4297a8e4f97320e0ad/IMG_1487.JPG" alt=""><br></p><h4 id="h62191c4623">総体へ向けて　“全員で戦う姿”を見せたい</h4><p>そして、迫る高校総体に向けて、小林監督は「最後の大会で、応援も含めてチーム全体で一体感を出すことが大事」と語る。「全員で戦って、会場の雰囲気を呑み込むような勢いを見せてほしい。それを見た中学生や小学生が“ああなりたい”と思うような、そんなチームになってほしい」と期待を込めた。<br><br>勝ち負けを超えたところで、チームとしての魅力が問われる高校総体。佐賀商業男子テニス部が見せる“勢い”と“一体感”が、どんなドラマを生み出すのか注目だ。</p>

「勢いを生み出すチームに」――佐賀商業男子テニス部、小林監督が語る成長と挑戦

【2025 佐賀 総体へ向けて】「勢いを生み出すチームに」――佐賀商業男子テニス部、小林監督が語る成長と挑戦

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SSPフレッシュシリーズ関連の記事特集です

SSPフレッシュシリーズ

スポーツに打ち込むには、資本である身体のケアも大事です！
短時間のストレッチやルーティーンを行うだけでも、疲労を軽減し、怪我を減らすことができます。
そんな「これだけやって！」を紹介する特集です。


バモス下村のこれだけやって

SAGA2024関係記事の特集ページです

SAGA2024　国スポ・全障スポ

佐賀から世界を目指す中学生以下のアスリートを紹介する特集です！

ジュニアアスリート名鑑

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【2025 佐賀総体テニス大会結果】シングルス男子は野口諒人（早稲佐）女子は長友沙薫（鳥栖商）が優勝

【2025 佐賀総体テニス速報】シングルス男子は野口諒人（早稲佐）女子は長友沙薫（鳥栖商）が優勝

【2025 佐賀総体女子テニス団体速報】優勝は佐賀商業高校！

【2025 佐賀総体テニス大会結果】男子団体優勝は鳥栖高校！

【2025 佐賀総体男子テニス団体速報】優勝は鳥栖高校！

「”佐商のテニス”を後輩へ」白武監督が語る、佐賀商業女子テニス部の現在地と期待

「笑顔を武器につかむ全国への切符」佐賀商業女子テニス、総体へ団結

「54％の勝負強さを」――鳥栖商業女子テニス部・松信聡先生が語る、総体への思い

「笑顔で終われるように」――鳥栖商業女子テニス部キャプテン・才津文音さんの想い

【2025 佐賀総体へ向けて】「勢いを生み出すチームに」――佐賀商業男子テニス部、小林監督が語る成長と挑戦

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テニス

【2025 佐賀 総体 テニス 大会結果】シングルス 男子は野口諒人（早稲佐）女子は長友沙薫（鳥栖商）が優勝

【2025 佐賀 総体 テニス 速報】シングルス 男子は野口諒人（早稲佐）女子は長友沙薫（鳥栖商）が優勝

【2025 佐賀 総体 女子テニス団体 速報】優勝は佐賀商業高校！

【2025 佐賀 総体 テニス 大会結果】男子団体優勝は鳥栖高校！

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【2025 佐賀 総体へ向けて】「勢いを生み出すチームに」――佐賀商業男子テニス部、小林監督が語る成長と挑戦

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