【2025 SSPフレッシュシリーズ・テニス】佐賀県新人大会 優勝インタビュー 男子団体 鳥栖高校

佐賀県高等学校テニス新人大会で、鳥栖高校男子団体が総体に続く優勝を飾った。昨年の新人戦決勝での敗北を乗り越え、今年は落ち着いた試合運びとチームの粘り強さが光った。かちスポでは全国選抜出場がかかる九州大会に向けて思いを語ってもらった。
去年の悔しさを力に、団体戦でリベンジ
佐賀県高等学校テニス新人大会で、鳥栖高校男子団体が堂々の優勝を果たした。昨年の大会では決勝で惜しくも敗れ準優勝に終わったが、今年はその雪辱を果たし、総体に続く2大会連続優勝を達成。
「去年は決勝で負けてしまって準優勝だったんですけど、今回は優勝できて、総体からの2連覇ができてすごくうれしかったです」と語る選手。
積み重ねてきた努力とチームの成長が、見事な形で結果に表れた。
D1の逆転劇に、仲間の成長を実感
決勝戦で最も印象に残ったのは、2勝2敗で迎えた最後のD1(ダブルス1)。中尾選手と江崎選手のペアが、相手に先取されながらも、そこから巻き返して勝利をつかんだ。
「二人のメンタルの成長や、1年の江崎の強気なプレーに感動しました」と、その粘り強さと勝負強さを称賛。
厳しい場面でも自分たちのプレーを貫き、チームに勝利をもたらした姿に、選手たちも刺激を受けた。
落ち着いたプレーで先陣を切る
自身のプレーについては、「決勝が二日目だったんですけど、その前の日は調子が悪くて…。でも次の日の決勝では落ち着いて、自分らしいテニスができました。自分の良さが全部出せて、1番最初に1勝をあげられてよかったです」と手応えを語る。
チームに流れを呼び込む先制勝利が、大会を通してのキーポイントとなった。
全国を見据えた、最後の新人戦
続く九州大会に向けては、より強い覚悟を持って臨む。
「去年の九州大会では、1回戦と敗者復活戦でも負けてしまったんですけど、今回は2回勝てば全国選抜に行けるので、今のメンバーで全国に行きたいです。最後の新人戦、全国選抜をつかみたいです」と力強く語った。
総体から続く勢いに、経験とチーム力が加わった鳥栖高校男子団体。
“全国”という目標に向かって、彼らの挑戦は続く。
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