【令和7年度佐賀県高等学校ボクシング新人大会 優勝インタビュー】高志館 筒井颯人選手・荒田陽向選手
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10月19日(日)、SAGAサンライズパーク ボクシング場にて、令和7年度佐賀県高等学校新人大会 ボクシング競技の決勝が行われた。
全6階級で白熱した試合が繰り広げられる中、高志館高校が抜群の実力を発揮した。
その中でも特に存在感を放ったのが、B級優勝の筒井颯人選手(2年)とLW級優勝の荒田陽向選手(1年)。
かちスポでは、頂点をつかんだ2人に大会直後の心境を聞いた。
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■「去年のリベンジを果たせた」——筒井颯人選手
昨年の新人戦では、決勝で白石高校・谷川大心選手に惜敗した筒井選手。
1年越しの再戦となった今大会の決勝で、見事リベンジを果たした。
「去年負けた相手だったので、絶対に勝ちたかった。1勝1敗で迎えた決勝で勝てて本当に嬉しいです」
遠い距離から主導権を握り、カウンターで的確に攻めるのが持ち味。
「自分のボクシングを貫けた」と語るその表情には、確かな成長がにじんでいた。
今後の課題として「攻撃のレパートリーを増やしていきたい」と話し、九州大会に向けて意欲を見せる。
「初めてのAパート(各県1位パート)での出場なので、優勝して全国に繋げたいです」
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■「気合で撃ち合うスタイルで勝負」——荒田陽向選手
1年生ながら力強いボクシングを見せた荒田選手は、ライトウェルター級で見事優勝。
「自分の力をすべて出し切って優勝できて良かった」と笑顔を見せた。
試合では相手のダウンを奪い、手ごたえを感じたという。
「気合で撃ち合うスタイルです(笑)。九州にはもっと強い選手がいるので、そこに勝てるように練習を重ねたい」
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■チームの団結力が勝利の鍵
2人が口を揃えて語ったのは、高志館ボクシング部の結束力。
「練習中は全員が真剣で、試合では全員で応援しあう。団結力がすごい」(筒井)
「みんな明るくて元気。チームの雰囲気が好きです」(荒田)
チームとして堂々の優勝を果たした高志館高校。
九州大会ではさらなる高みを目指し、チーム一丸となって挑む。
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(団体)
優勝 高志館 44点
準優勝 白石高 30点
3位 早稲田佐賀 1点
(個人)
【LF級】
優勝 川野 琉夏(高志館)
2位 江島 琉湊(高志館)
3位 木塚 一護(白石高)
【F級】
優勝 岩本 歩積(高志館)
2位 土井 隆太郎 (高志館)
3位 前濱 心希(白石高)
【B級】
優勝 筒井 颯人 (高志館)
2位 谷川 大心 (白石高)
3位 熊手 純也 (高志館)
【L級】
優勝 秋山 一真 (高志館)
2位 近藤 大我(白石高)
3位 金子 司 (早稲田佐賀)
3位 相浦 宗枝 (高志館)
【LW級】
優勝 荒田 陽向 (高志館)
2位 松本 一晟 (白石高)
3位 川南 龍煌 (白石高)
3位 中野 壱平 (高志館)
【W級】
優勝 小西 辰毅(白石高)
2位 川南 龍敬(白石高)
3位 瀬戸口 仁 (高志館)
【M級】
認定優勝 納冨 稜生(白石高)
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