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【新人戦2026 注目チーム特集】 フェンシング 佐賀商業 立石好誠選手にインタビュー

配信:
2026/11/6 10:45:00
取材:
2026/9/16 10:00:00
【新人戦2026  注目チーム特集】 フェンシング 佐賀商業 立石好誠選手にインタビュー
SSPフレッシュシリーズ佐賀商業高校フェンシング

高校フェンシングの新人戦を迎え、佐賀商業フェンシング部も新たなチームとしての一歩を踏み出す。
佐賀県内でフェンシング部がある高校は佐賀商業のみ。県大会の先に直接つながる大会ではないものの、冬に行われる九州選抜では団体戦が行われるため、新人戦は新チームとしての意識を統一し、次の舞台へ向けてスタートを切る重要な大会となる。
今回かちスポが話を聞いたのは、チームを率いる2年生の立石好誠選手。
高校からフェンシングを始め、競技歴はまだ1年余り。それでも、恵まれた体格を武器にエペで戦い、現在はキャプテンとしてチームをまとめる。
新チームのスタートを前に、立石選手が考えるチームづくりと、自身が目指すこれからの姿とは。

佐賀商業高校 立石好誠選手


「最初はかなり苦労した」高校から始めたフェンシング

立石選手がフェンシングを始めたのは高校に入学してからだった。
競技歴は1年ちょっと。決して長くはない。
「最初は何も分からなかったです。フェンシングは、走るスポーツなどとは違って、普通の動きとは全く違う独特な動きがあります。自分は運動神経が全くないので、最初はかなり苦労しました」
フェンシング特有の動きに慣れるところからのスタート。それでも競技を続ける中で、立石選手は自身を取り巻く環境の大きさを感じるようになった。
佐賀商業にはジュニアの選手や日本代表を目指す選手もおり、コーチの指導を受けながら競技に打ち込める環境がある。
「すごくいい環境に恵まれていると感じています」
競技を始めて間もない立石選手にとって、その環境は成長を後押しする大きな存在となっている。


体格を生かした「リーチ」が武器

立石選手が専門とするのは「エペ」。
エペはリーチの長さを生かした攻防が特徴の種目で、立石自身も恵まれた体格を強みとして挙げる。
「他の高校生に比べて身長が高く、腕も長いので、そこは自分がやっているエペでは有利なところだと思います」
その長いリーチを武器に、相手との距離をコントロールしながら主導権を握る。
「基本的な組み立て方としては、自分から攻めていって、相手がアタックしてきたところをカウンターで決める形が多いと思います」
自分から仕掛け、相手の動きを引き出し、カウンターで仕留める。
体格を生かした攻撃的なスタイルが、立石選手の持ち味だ。


2年生3人で1年生10人を引っ張る

今季、立石選手はキャプテンを務める。
新チームは2年生3人に対して、1年生が10人。上級生が少ないチームだからこそ、2年生の役割は大きい。
「2年生がしっかりしないと、1年生があっちに行ったりこっちに行ったりしてしまうと思います」
立石選手がまず意識しているのは、2年生3人が一つになって1年生を引っ張っていくことだ。
ただ、すべてを2年生が指示するチームにしたいわけではない。
「1年生にも自分で考える力を身につけてほしいです。『今、これをしなければいけない』ということを、自分たちで考えられるようになってほしいと思っています」
自分たちで考え、行動できる選手を増やす。
それが立石選手の考える新チームの形だ。
キャプテンとしてチームをまとめながら、自身も一人の選手として強さを追い求める。二つの役割を担いながら、新人戦をチームの成長につなげようとしている。


悔しさを糧に、来年のインターハイへ

立石選手自身にも、明確な目標がある。
今年のインターハイでは1回戦敗退。悔しさを味わったからこそ、来年に向けた目標は高い。
「今年のインターハイでは1回戦負けという悔しい結果になってしまったので、来年のインターハイではトップ4に残れるくらいの実力をつけたいです」
目指すのはトップ4。そして、その先には優勝も見据えている。
「もちろん1位を目指して、トップ4に残れるくらいの実力をつけていきたいと思っています」
高校卒業後もフェンシングを続け、大学でも自分の強さを証明したいという。
高校から競技を始めた立石選手にとって、これからの成長はまだ続く。


新人戦は「みんなが声を出して盛り上がる大会」に

新人戦は、単に結果を残すだけの大会ではない。
冬の九州選抜に向け、新しいチームとしての意識をそろえるためのスタートでもある。
そんな新人戦で、立石選手がチームに求めているのは「声」だ。
フェンシングでは、得点を決めた選手が声を出して喜びを表現することも多い。しかし、1年生の中にはまだ恥ずかしさから声を出せない選手もいるという。
「1年生はまだ恥ずかしがって、声を出さない人もいます。なので、新人戦では全員が声を出して、盛り上がるような熱い試合、大会にしたいです」
新チームとして初めて臨む新人戦。
コートに立つ選手だけではなく、チーム全員が声を出し、互いを盛り上げる。
その先に、九州選抜、そして来年のインターハイがある。
高校から始めたフェンシングで、今度はチームを引っ張る立場となった立石好誠選手。
新たな仲間たちとともに、佐賀商業フェンシング部の新しいシーズンが始まる。

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株式会社WIDE -

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