【新人戦2026 注目チーム特集】陸上 龍谷高校 山田喜湧主将にインタビュー
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総合2位から頂点へ 新チームは全員が主体に
昨シーズン、学校対抗の総合成績で2位となった龍谷高校陸上部。新チームでは、上級生に頼るのではなく、部員全員が主体的に動くことを意識している。
「上級生に頼りすぎるのではなく、部員全員が同じように動くようになりました。一人一人が自分から行動することを意識しています」
昨年の総合2位を超え、今年は学校としての総合優勝を目標に掲げる。専門種目や考え方が異なる部員たちが、それぞれの個性を生かしながら、一つの方向へ進むことが新チームのテーマだ。
山田喜湧主将
先輩超え、県記録更新へ 八種競技で高みを目指す
主将を務める山田喜湧選手の専門は八種競技。走る、跳ぶ、投げるといった複数の種目に取り組みながら、先輩超えと県記録更新という高い目標に挑む。
「八種競技をしていた先輩の記録を超えて、総体では県記録を更新できるように頑張りたいです」
具体的には、九州新人で5000点、総体で5500点、北九州大会では5700点超えを目標に掲げ、その先にインターハイ出場を見据える。
得意種目は、もともと専門にしていた走り幅跳び。一方、砲丸投げややり投げなどの投てき種目を課題としている。以前取り組んでいた器械体操で身につけた体の使い方や動きも、八種競技に生かされているという。
複数種目をこなすからこそ、日々の体のケアも欠かさない。
「けがをしないことを一番に考えています。ストレッチなど、体のケアをしっかり行うようにしています」
基礎を大切に自分に合った練習を取り入れる
大会に向けた練習では、基礎を大切にしている。特に、どの種目にもつながるスプリントの強化を意識しているという。
「日が落ちるのが早くなるので、基礎練習にしっかり取り組んでいます。特に、どの競技でもスプリントがすごく大事なので、走る練習は意識しています」
また、指導されたことをそのまま取り入れるだけではなく、一度試した上で自分に合うものを見極めることも心掛けている。
先生から指導されたことは、まず一度やってみるようにしています。その中で自分に合うものは取り入れ、合わないものは癖がつく前にやめるようにして、自分に合ったものを取捨選択しています」
自分自身に合った方法を探しながら、少しずつ競技力を高めている。
「個性豊かなチーム」 主将として仲間を支える
3年生が抜けたことで、チームには大きな変化もあった。高いレベルで競技に取り組んでいた先輩たちの姿を間近で見てきただけに、競技への意識の差を感じる場面もある。
「レベルの高い先輩方だったので、競技に対する意識の違いは大きく感じています。だからこそ、自分たちが先輩たちに負けないように頑張らなければいけないと思っています」
そんな新チームを山田主将は「個性豊かなチーム」と表現する。
主将として目指すのは、ただ先頭に立って引っ張るだけの存在ではない。記録が伸びずに悩む選手にも寄り添い、チーム全体のモチベーションを高めていくことを意識している。
「記録が伸びずに悩んでいる選手に寄り添い、モチベーションを高めてあげられるような主将になりたいです」
新人戦では、チームの明るさや元気の良さを武器に、全員で戦う。
「どのチームよりも元気で明るいチームだと思うので、その良さを継続していきたいです」
そして自身については、結果でチームを引っ張る覚悟を示す。
「自分自身がしっかり成績を残して、後輩たちが自分についてきたいと思ってくれるような主将になりたいです」
昨シーズンの総合2位から、今年は総合優勝を目指す龍谷高校陸上部。個性豊かな部員たちを一つにまとめる山田主将自身も、八種競技で先輩超え、県記録更新、そしてインターハイ出場という高い目標を掲げている。自らが結果を残し、背中でチームを引っ張る。新生・龍谷陸上部がどこまで成長した姿を見せられるか、新人戦での戦いに注目したい。
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