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国スポへ向け、山口選手の最後の挑戦『自分らしく積極的に』

配信:
2025/10/2 6:00:05
取材:
2025/9/26 8:00:00
国スポへ向け、山口選手の最後の挑戦『自分らしく積極的に』
SSPフレッシュシリーズ嬉野高校ソフトテニス

高校最後のシーズン。インターハイを終え、残るは国スポのみとなった嬉野高校ソフトテニス部の山口柊選手。昨年のSAGA国スポでの悔しい経験を胸に、唯一の3年生として後輩たちを支えつつ、今年の国スポでの優勝を目指す。今回は、高校生活最後の試合やチームでの経験、個人的な成長まで、国スポに向けた思いを語ってもらった。

嬉野高校 山口柊選手

最後のシーズンを振り返って。

インターハイまでを振り返り、山口選手は「昨年まではSAGA国スポに向けてずっとやってきて、悔しい場面やプレッシャーを感じることもありました」と振り返る。部活動に打ち込む日々の中で、思うように結果が出ない悔しさや緊張感と向き合うことも多かったという。
「そうした経験を糧に、最後まで全力でプレーしたい」と、引き締まった表情で話した。


後輩と過ごした日々

昨年の国スポでは、一つ上の代とともに戦った経験がある。その環境について山口選手は、「楽しい面もありましたが、難しい面もありました。ただ、1人だけ後輩としてのびのびやらせてもらい、先輩が引っ張ってくれた。自分だけ違う立場だったからこそ、学んだことを後輩に残せていると思います」と後輩への思いも口にした。

後輩たちの成長を感じて

後輩たちの成長を見ることについては、「チームとしても自分としても嬉しい」と笑顔を見せる。

今年の国スポチームでは唯一の3年生としてプレーする山口選手は、チームの中心としての責任感を感じながらも、「後輩たちに良い影響を与えられるように、自分のプレーで引っ張っていきたい」と意気込む。
「勝つことだけでなく、チーム全体を支える立場として行動することも意識しています」と語り、リーダーとしての自覚もうかがわせた。


今年の国スポの目標

昨年の悔しい結果を踏まえ、今年の目標については「昨年のSAGA国スポは、それに向けての6年間の集大成でもあっただけに悔しい結果でした。だからこそ今年はその経験を活かして優勝を目指します」と力強く語った。


新しい刺激を受けて

昨年は嬉野高校の選手のみで挑んだ国スポ。今年は佐賀工業の選手も加わり、新しい刺激も多いという。
「他校の選手たちの考え方や戦術を吸収できて、いい刺激になっています」と話す。

最後に山口選手は、「最後なので、自分らしいのびのびと積極的なプレーで頑張りたいです」と意気込みを語り、国スポに向けた決意を示した。

滋賀国スポは、10月3日〜6日の間で、滋賀県 長浜城テニスガーデン(長浜市民庭球場)にて行われる。

記事
株式会社WIDE - 永石恒陽

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