【佐賀 新人戦 2025】「仲間とともに勝利へ」——鳥栖工業陸上部 越智選手・手島選手

鳥栖工業高校陸上部(男子)は今年5月に開催された高校総体で男子総合得点、男子トラック得点の2部門において1位を獲得した。800m、1500m、5000m、5000mWではインターハイ出場も果たした。
個人・団体ともに強さを誇る鳥栖工業高校陸上部の注目選手である越智優生選手、手島勇雅選手に新チームへの思いとSSPフレッシュシリーズ(新人戦)に向けた目標を伺った。
(写真左 手島勇雅選手 写真右 越智優生選手)
越智優生選手
ーー魅力は走りと声の大きさ
自身の魅力について「走りと声の大きさです。」と語った越智選手。インタビューの最中も常にはつらつとした声で答えてくれた。
その声を活かし、「チームの先頭に立って場を盛り上げていきたいです。」とも語ってくれた。彼の走りのみでなく、応援する様子にも注目だ。
ーー全員で戦う新人戦へ
陸上競技は個人で戦う種目がほとんどであるが、越智選手は個人戦においてもチームとして意識していることがあるという。
「個人戦とリレーに出場しますが、どちらもチームプレーを大切にし、全員で戦っている意識を持って頑張りたいです。」
またライブ配信を見る方に向けて
「学年関係なく全力で声を出して応援できるところを見てもらえたら嬉しいです。」と笑顔で語った。
ーー目指すは自己ベスト更新
自身の魅力は「走りと声の大きさ」と語った越智選手に新人戦での目標を聞いた。
「200mで自己ベストを更新し、6位以内を目指します!」
手島勇雅選手
ーー声かけからつながる仲間
「コミュニケーションをとることが好きなので、学年関係なくみんなと話しています。」と語った手島選手。
学年関係なく積極的にコミュニケーションをとることがチームでの和気あいあいとした雰囲気につながっていると感じた。
ーーチームでともに勝利へ
手島選手のチームでのコミュニケーションを大切にする姿勢が大会での戦い方に通ずるものがある。
「練習ではライバル意識を持っていますが、大会では団結して一緒に戦います。リレーは出場できる人数が限られるので、出られない仲間の分まで全員で頑張ります。」
ーー目指すはマイルリレーで3位以内
手島選手が出場する種目はマイルリレー(4×400mリレー)。競技に懸けるを聞いた。
「マイルリレーで3位以内に入り、次につなげたいです。個人で出る仲間の応援も全力で行います。」
また「九州大会や全国大会でも通用する選手になりたいです。」とも語った瞳には確固たる決意が滲みでていた。
普段の練習では”ライバル”として個人で切磋琢磨しあい、大会では”仲間”として共に戦う。
なぜ鳥栖工業高校は個人・団体ともに強さを誇るのか。その理由が垣間見えたインタビューであった。
陸上競技のSSPフレッシュシリーズは9月20日(土)〜21日(日)にSAGAスタジアムで開催される。
株式会社WIDE - 山口修平