【高校総体2026 注目チーム特集】高志館ボクシング部、“全員で戦う”総体へ 主将・秋山一真

佐賀県の高校ボクシング界で着実に存在感を高めてきた高志館高校ボクシング部。
派手さよりも、日々の積み重ねとチーム力で勝ち上がる“実直な強さ”が持ち味のチームだ。
今年の高志館は、これまで以上に「一体感」を武器に、頂点を狙う。
その中心に立つのが、主将・秋山一真選手。
仲間とともに戦い抜く覚悟を胸に、最後の夏へ挑む。
高志館高校 秋山一真主将
■ 声がつなぐ、今年のチームのかたち
「今年は一人ひとりが声を出し合って、きつい時でもみんなで支え合いながらやれています。」
秋山主将が語る現在のチーム像は、まさに“全員参加型”。
キャプテンとして意識してきたのは、誰か一人に頼るのではなく、全員が主体的に動くチームづくりだ。
「みんなで切磋琢磨できているのが、今年の強みです。」
その言葉どおり、練習場には常に声が響き、互いを高め合う空気がある。
■ 悔しさを原動力に――最後の一年
個人としての思いは、より強い。
「3月の全国選抜大会で悔しい結果に終わってしまったので、最後の大会はしっかり出し切りたいです。」
さらに、昨年は全国チャンピオンに3度敗戦。
その経験が、今の自分を形づくっている。
「何が違うのかを考えて、そこを埋めるようにやってきました。」
敗北から目を背けず、成長へとつなげてきた。
■ 日々の積み重ねが、勝敗を分ける
練習では、フィジカル強化に加え、技術面の見直しも欠かさない。
「自分の試合動画を見返して、改善しながら練習しています。」
顧問の先生から学んだこと、自分で考えたこと。
それらを一つひとつ積み上げ、試合で発揮する準備を続けている。
■ リング外でも“当たり前”を大切に
強さは、日常から生まれる。
「勉強もおろそかにせず、友達と楽しく学校生活を送ることも大切にしています。」
競技と学校生活の両立。
そのバランスが、選手としての土台を支えている。
■ 注目は“攻め”と“試合運び”
試合で見てほしいポイントについて、秋山主将はこう語る。
「プレッシャーをかけて倒しにいくボクシングと、相手にポイントを取らせずに自分が取る試合運びです。」
攻撃性と冷静さ。
その両立こそが、自身のスタイルだ。
さらにチームとしては――
「応援も含めて、全員で戦っているところを見てほしいです。」
リングの中だけではない、“チーム力”も見どころの一つだ。
■ 残り1か月、仕上げの時間
総体まで残された時間はわずか。
「体重管理や体調管理を徹底して、けがなく、本番で全部出せるようにしたいです。」
やるべきことは明確。
あとは積み重ねてきたものを信じるだけだ。
■ 集大成の夏へ
最後に、力強く言い切った。
「県総体では個人も団体もしっかり圧倒して、全国につなげたいです。」
全員で戦う高志館。
その中心で、主将・秋山一真がリングに立つ。
積み重ねてきた日々、悔しさ、そして仲間への信頼――。
すべてを背負った一発一発に、このチームのすべてが込められる。
総体の舞台で、高志館ボクシング部はどんな戦いを見せるのか。
その一瞬一瞬に、注目だ。
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