【2025 佐賀 総体 陸上 優勝インタビュー】男子4×100m優勝 龍谷高校

5月31日(土)、SAGAスタジアムにて令和7年度第63回佐賀県高等学校総合体育大会陸上競技 4×100mRの決勝が開催され、男子は龍谷、女子は佐賀北がそれぞれ優勝を果たした。
この日の最終種目として実施された4×100mRの決勝。会場に訪れた観客からは大声援が送られ、盛り上がりを見せた。
女子では佐賀北が昨年、一昨年に引き続き安定感のある走りで、三連覇を達成。
男子は、個々のレベルが高い龍谷が佐賀県高校レコードを塗り替える走りを見せ、7年ぶりの優勝を遂げた。
かちスポでは、男子優勝の龍谷高校4選手へインタビューを行いました。
男子優勝 龍谷高校
村上 純大選手
ーー決勝戦を振り返ってみて、いかがですか。
嬉しいです。新記録を出せたのは、日々の練習の成果だと思います。まだまだ課題はありますが、チームメートとのチームワークを大切にしてきたことが大きかったと思います。
ーー次は北九州大会です。意気込みをお願いします。
北九州大会では決勝に残って、6位以内に入りたいです。しっかり頑張りたいと思います。
石川 晴飛選手
ーー決勝戦を振り返ってみて、いかがですか。
自分の走り自体はすごく良かったんですけど、バトンを渡す部分で少し詰まってしまい、うまく乗り切れなかったところがありました。そこをしっかり修正していけば、もっと記録も伸ばせると思います。
ーー今回、新記録を出しました。感想と、その要因を教えてください。
素直に嬉しかったです。要因は、最近チーム全体で練習の頻度や質が上がってきて、個々の走力が伸びてきたことだと思います。
ーー最後に、北九州大会に向けての意気込みをお願いします。
北九州大会では、北九州大会の記録を塗り替えたいです。
延 蓮太朗選手
ーー今日の走りを振り返ってみて、いかがですか。
自分のチームじゃなくて、自分個人の走りとしては、バトンをもらってから1、2走目が差をつけてくれて、焦ることなく自分の走りができました。しっかりバトンもつなげられたので良かったです。
ーー高校新記録に貢献した満足感と、課題感とではどちらが強いですか。
まだバトンの精度は全然上げられると思うので課題は残っています。ただ、自分の走りとしては十分に貢献できたし、今の段階では満足できる結果だと思います。
ーータイムが出た瞬間の気持ちは。
「やってやったぞ!」という気持ちでした。
ーーアンカー・吉田選手の走りはどう見ていましたか。
後ろからなので細かい部分は分かりませんでしたけど、「こいつならやってくれる」と信じて、あとは見守っていました。
ーー北九州大会に向けての意気込みを。
インターハイ出場はもちろんですけど、北部九州を勝ち抜いて、インターハイでも決勝に残れるようなチームになりたいです。そのために、ここからみんなで切磋琢磨して調子を上げていきたいと思います。
吉田 龍ノ介選手
ーー1番でバトンを受け取りました。ご自身の走りを振り返っていかがですか。
スタートで、加速に乗れなかった部分がありました。でも体を起こしてからは、「みんなで新記録を出す」と決めていたので、その思いを乗せて走り切りました。やってやった、という気持ちでした。
ーー3走目から一番でバトンを受け取りました。プレッシャーはありましたか。
走る前は少しプレッシャーがありました。でも受け取る瞬間には「やってやる」という気持ちでいっぱいで、無我夢中でした。
ーー北九州大会に向けての意気込みをお願いします。
自分は後半の競り合いが得意なので、北九州大会では多くの接戦があると思いますけど、自分の強みを活かして競り勝ち、結果につなげたいです。
この種目で6位までに入賞した学校は、6月13日(金)〜6月19日(木)にSAGAスタジアム(佐賀市)で行われる全国高校陸上北九州地区予選に出場する。
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令和7年度第63回佐賀県高等学校総合体育大会陸上競技 4×100mR決勝
〈男子〉
1位 龍谷高 40秒64 【NPH】【NGR】
2位 佐賀工 41秒18
3位 三養基 42秒30
4位 致遠館 42秒76
5位 敬徳高 42秒92
6位 鳥栖高 43秒08
7位 武雄高 43秒11
8位 白石高 43秒35
※NPH:県高新記録
※NGR:大会新記録
株式会社WIDE - 永石恒陽