【佐賀 新人戦 2025】「チームを任せられる存在に」ーー神埼清明高校女子ハンドボール部 宮地希來選手・古賀麗奈選手

高校スポーツの新シーズン開幕を告げる新人大会「SSPフレッシュシリーズ」。
11月1日・2日に開催される佐賀県高等学校ハンドボール新人大会を前に、県内屈指の強豪・神埼清明高校女子ハンドボール部の練習を取材した。今回は、チームを牽引するキャプテン・宮地希來選手と、同じ2年生でチームを支える古賀麗奈選手に話を聞いた。新チームを率いる2人の表情は、すでに勝負モードだった。
なお、今回のインタビューは1つの質問に対して、2人で同じ回答をしてもらっている。
1番得意なプレーは?
「ロングシュートです。」
選手たちの持ち味は、豪快なロングシュート。力強いシュートでチームの得点源として期待されている。
チームで意識している役割は?
「ロングシュートが打てるように意識して頑張っています。」
自らの得意プレーを軸に、攻撃の起点としてチームを引っ張る。遠くから放つシュートは観客の目を引く迫力だ。
ロングシュートを決めるために意識していることは?
「近くで打つとディフェンスの手に当たるので、相手から離れて遠くから打つことを意識しています。」
わずかな距離感の判断が勝敗を分ける。冷静な状況判断力が宮地選手の強みだ。
今大会で特に意識していることは?
「ディフェンスで粘って守って、速攻に行くことです。」
堅守速攻を掲げる神埼清明。その中心にいる宮地選手は守備からの切り替えを徹底し、チーム全体のリズムをつくる。
結果を残したい場面は?
「ディフェンスでカットしたり、キーパーが守った後の速攻です。」
守備から一気に攻撃へ。ディフェンスの粘りとスピードがチームの強みでもある。
注目してほしいチームメイトは?
「双子の古賀麗奈選手と古賀ゆずき選手に注目してほしいです。」
チームの中でも息の合ったプレーを見せる双子コンビ。見どころの一つだ。
― チームとしてどんな戦いを見せたい?
「走りを武器に、たくさん点を取れるように頑張ります。」
走力を活かした攻撃的なハンドボールで相手を圧倒する。新チームのテーマは“走り勝つ”ことだ。
個人としての目標は?
「ロングシュートの確率を上げることです。」
エースとして、決定力のさらなる向上を目指す。
将来的にはどんな選手を目指していますか?
「“自分に持ってこい”と言えるような選手になりたいです。」
チームが苦しい場面でも、自信を持ってボールを託される 。そんな信頼されるプレーヤーを目標に掲げる。
応援してくれる方々へ
「絶対に優勝するので、応援よろしくお願いします!」
力強い言葉に、選手たちの覚悟がにじむ。
県新人戦での優勝、そしてその先の九州大会へ。
神埼清明高校女子ハンドボール部の挑戦が、再び佐賀に熱をもたらす。
株式会社WIDE - 永石恒陽