【2026 佐賀 総体 ボクシング】接戦を制しつかんだ県王者の座 高志館高校ボクシング部主将 秋山一真

5月31日(日)、SAGAプラザ(総合体育館)ボクシング場にて、令和8年度第64回佐賀県高等学校総合体育大会ボクシング競技が開催され、男子・女子各階級の優勝者が決定した。
男子団体では高志館高校が白石高校との激しい接戦を制し、見事総合優勝を果たした。両校の実力が拮抗する中、最後まで目が離せないハイレベルな戦いが繰り広げられた。
そのチームを主将としてけん引したのが、男子ライト級で優勝した3年生の秋山一真だ。個人・団体の両面で結果を残し、高志館の県王者獲得に大きく貢献した。
高志館高校ボクシング部主将 秋山一真
「全員で優勝するつもりだった」主将として背負った責任
団体戦を振り返り、秋山は率直な思いを語った。
「決勝に残った高志館のメンバーは全員優勝するつもりで戦っていました。でも白石高校も本当に強くて、接戦になる試合が多かったです」
勝利の裏には、仲間への想いもあった。
「少しの差で負けた仲間もいたので悔しい気持ちもあります。でも団体優勝を取れて本当に良かったです」
チーム全体でつかんだ優勝だからこそ、その喜びは大きかった。
“佐賀で負けたら終わり” 3年間の集大成に懸けた覚悟
高校最後の県総体。秋山にとって、この大会は3年間の集大成だった。
「佐賀で負けたら終わりという気持ちでした。本当に緊張していました」
高校生活の一区切りとなる大舞台。負ければ次はない――そんな覚悟を胸に、一戦一戦に全力で向き合った。
その緊張感の中でも勝ち切り、秋山は自身の力で結果をつかみ取った。
「一回戦も決勝も勝つことができたので、ここからもっと練習していきたいです」
準決勝で右肩負傷、それでも貫いた“自分らしいボクシング”
実は秋山は準決勝で右肩を負傷していた。
「昨日の準決勝で右肩を少し怪我してしまって、今日は右手をあまり使えませんでした」
万全ではない状態の中でも、試合中に戦い方を修正しながら勝利をつかんだ。
「その中でもどうパンチを当てるかを考えながら戦いました。自分らしいボクシングはできたと思います」
苦しい状況でも冷静に対応した姿は、主将としての強さそのものだった。
支えへの感謝と積み重ねた努力
秋山は結果の裏側にある周囲の支えにも感謝を口にした。
「家族や先生、周りの方々にたくさん応援してもらって、技術面でもいろんな面でサポートしてもらいました。本当に感謝しています」
日々の努力も、県王者への大きな要因だった。
「毎日の練習を欠かさずやって、高志館だけの練習で満足せず、他の場所で練習したり動画を見たりして工夫してきました」
その積み重ねが、大舞台での結果につながった。
次なる舞台は九州へ 狙うは“圧倒的優勝”
県総体を制し、次の舞台は九州大会。
秋山は力強く意気込みを語った。
「九州大会では県大会以上のパフォーマンスを出して、圧倒的に優勝します」
県王者としての誇りを胸に、高志館高校主将・秋山一真の挑戦は続く。
その先に見据えるのは、全国の舞台だ。
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