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日韓中交流競技会が開催!新たな課題と手応えを胸に、3選手が見据える青森国スポ

配信:
2026/9/19 6:00:00
取材:
2026/8/27 5:00:00
日韓中交流競技会が開催!新たな課題と手応えを胸に、3選手が見据える青森国スポ
嬉野高校佐賀清和高校唐津商業高校ソフトテニス

8月24日(月)から27日(木)にかけて、佐賀県内で「第34回日・韓・中ジュニア交流競技会」が開催された。同大会は、日本・韓国・中国のジュニア世代の選手たちが競技を通じて交流を深める国際大会で、陸上競技やバスケットボール、バレーボールなど、さまざまな競技が行われた。各競技では、日本、韓国、中国の代表に加え、開催地枠として佐賀県代表も参加し、国際色豊かな戦いが繰り広げられた。

ソフトテニス競技では、日本・韓国・佐賀県選抜が対戦。国内トップクラスの選手や海外選手との試合を通して、佐賀県代表の選手たちにとっても、自身の現在地を確かめる機会となった。女子佐賀県代表は、佐賀清和、嬉野、唐津商業の3校からなる合同チームとして大会に挑んだ。

今回、かちスポでは杉原澄選手(嬉野高校2年)、髙瀬捺月選手・結月選手(ともに佐賀清和高校2年)にインタビューを実施。

左から 髙瀬捺月選手・杉原澄選手・髙瀬結月選手


杉原選手は、昨年のインターハイで1年生ながら個人戦ベスト8に入賞。一方、髙瀬姉妹は普段、双子でペアを組み、息の合ったプレーを武器に今年の県総体では嬉野高校を破って団体優勝を果たした。普段は県内の大会でしのぎを削るライバル同士だが、今大会では佐賀県代表として同じチームの一員に。さらに、普段ペアを組む髙瀬姉妹も今大会ではペアを分け、それぞれ別の選手とコートに立った。

県内ではライバルとして競い合う選手たちが、今回は同じ「佐賀県代表」のユニフォームを着て戦う。普段とは異なる環境、相手、ペアリングを経験する中で、3選手は何を感じ、どんな課題を見つけたのか。そして、その経験をどのように次の舞台へつなげていくのか。今大会を振り返ってもらった。

誰と組んでも、自分たちの強みを

普段、双子の捺月選手と結月選手はペアを組んでいる。しかし、今大会ではペアを崩し、捺月選手は牧山選手(嬉野高校)、結月選手は杉原選手とペアを組んだ。

双子だからといって、普段から特別に意識していることはないという2人。別々の選手と組んでも、それぞれの持ち味を生かしながらプレーした。

杉原 × 髙瀬(結)のペアリングで先陣を切る佐賀県チーム


そんな3選手が今大会でまず感じたのは、韓国選手のフィジカルの強さだった。

「ボールの重さや威力がすごかった。普段なら返せるようなボールでも、押されるような感覚があった」

韓国選手にはフラットで速いボールを打つ選手も多く、ラリーが続けば体力的にも厳しい展開に。それでも、技術面で大きな差を感じたというより、フィジカルの強さによって押し込まれる感覚が強かった。

そして、日本代表クラスの選手との対戦では、国内トップとの差を実感した。

「サーブ・レシーブがしっかりしていて、簡単にミスをしない。どれだけ動かされても崩れず、狙ったところに打っていって、そこに前衛もしっかり絡んでくる。隙がないなと思った」

技術面だけではない。

どれだけリードを許しても焦った様子を見せず、淡々とプレーを続ける姿にも、トップ選手との差を感じたという。

一方、自分たちはサーブ・レシーブでミスが出たり、攻めきれないまま相手に攻め返されたりする場面もあった。相手が簡単にミスをしないことで、徐々に焦りが生まれることもあった。

韓国、そして国内トップとの差を肌で感じた4日間。

それでも、3選手にとって今大会は、課題を見つけるだけの大会ではない。次に待つ大きな舞台へ向け、自分たちが何を伸ばすべきかを考える機会にもなった。

それぞれの役割を胸に、青森へ

その舞台が、10月に青森県で開催される「第80回国民スポーツ大会」だ。

国スポ九州ブロックを突破し、青森への切符をつかんだ佐賀県選抜。今回の日韓中ジュニア交流競技会に出場したメンバーも多く、チームとしての雰囲気も良い。

「みんなで声を掛け合いながら、仲良くやっている」

杉原選手がチームを引っ張り、諸岡選手(佐賀清和)がムードメーカーとして盛り上げていると3人は話す。それぞれが自分の役割を担いながら、チームとして一つにまとまっている様子だった。

国スポに向けて、まず課題の克服を掲げるのが捺月選手だ。

「課題を1カ月でできる限りなくしていきたい」

誰とペアを組むことになっても、自分のプレーを貫く。そして、日韓中や国スポ九州ブロック以上に緊張する場面でも、自分のプレーを出し切り、ベスト4以上を目指す。

正確なコントロールでゲームを作る捺月選手


結月選手は、一番手として出場することも多く、「一番手としての重さ、責任を感じている」と話す。

日韓中や国スポ九州ブロックでは、納得のいくプレーができなかった部分もあった。それでも、「何番手で出ても、チームにとって自分の役割を全うしたい」と前を向く。

「プレーで勇気を与えたい」昨年の経験を胸に

そして、昨年の国スポを経験している杉原選手は、選手としてだけではなく、チームを支える人たちへの感謝を胸にコートへ立つ。

「国スポ九州ブロックや日韓中を通して、多くの人に支えてもらっていることを実感した。運営や審判など、自分と直接関わりのない人たちにも支えてもらっている」

だからこそ、プレーで応えたい。

「そういう方たちや、見ている人たちに勇気を与えられるようなプレーをしたい」

昨年、国スポを経験したのはメンバーの中で杉原選手だけ。「シングルスでもダブルスでも、どの種目に出てもチームの雰囲気をつくって、自分のプレーでチームを引っ張りたい」と力を込める。



普段とは違うペアで戦った日韓中ジュニア交流競技会。
韓国選手のフィジカル、日本代表選手の安定感や精神力。普段とは異なるレベルのプレーを肌で感じた経験は、3選手それぞれの課題を浮き彫りにした。

次に立つのは、青森の舞台。

それぞれの役割を胸に、今大会で得た経験を力へ変える。佐賀県選抜の3選手は、さらに成長した姿で国スポに挑む。

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株式会社WIDE -

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