【高校総体2026 注目チーム特集】1点にすべてを込めて 佐賀商業高校サッカー部 條島海太選手・中島昊真選手

県内屈指の実力校として、安定してベスト4に名を連ねる佐賀商業高校サッカー部。
来たる高校総体でも上位進出への期待がかかる。
その攻撃陣を支えるのが、3年生の條島海太選手と、2年生の中島昊真選手だ。
前線での駆け引きや味方との連携を武器に、ゴールへ向かい続ける2人。
今回かちスポでは、学年の違うストライカー2人に、総体へ向けた思いやチームへの考えを聞いた。
左:條島海太選手(3年) 右:中島昊真選手(2年)
練習の空気が変えたもの
今年のチームについて、條島選手はまず練習の雰囲気の変化を挙げる。
「去年よりも、みんなが言葉を交わしながら練習できています。ミスをしても、そのまま終わらずに『次どうするか』をすぐ共有できるようになりました」
そうしたやり取りが増えたことで、プレーの意図が共有され、練習全体の質も高まってきたという。
條島選手にとって、この前向きな空気こそが、チームを一つにまとめる土台となっている。
全国を見据えた、ストライカーの役割
今年の目標は明確だ。インターハイ、そして選手権での全国出場。
中島選手はその目標について、こう語る。
「全国を目指すって簡単なことじゃないですけど、今のチームなら本気で狙えると思っています」
その目標に向け、チームが特に意識しているのが守備だという。
條島選手も、「前線の自分たちが守備を頑張らないと、チームは強くならない」と話す。
点を取ることだけが、ストライカーの役割ではない。
守備からチームを支える意識が、前線にも浸透している。
一本のシュートに込める、日々の積み重ね
ゴールを決めるために、2人が共通して大切にしているのが日々の積み重ねだ。
條島選手は、練習中の意識についてこう語る。
「練習のシュート1本1本を試合だと思って打っています。試合で決められるかどうかは、練習でどれだけ本気になれるかだと思うので」
中島選手もまた、繰り返しの重要性を強調する。
「本番の1本を決めるために、何回も何回もシュートを打っています。
練習で外して、修正して、その繰り返しで成功の形を体に覚えさせたいです」
手応えと課題を胸に、総体へ
ゴールデンウィークには広島への遠征を行い、2泊3日で4試合を経験した。
條島選手に遠征の手応えを問うと、
「最終日は雰囲気も良くて、ビルドアップもうまくいきました。
特に最終戦では大量得点の勝利で締めくくることができ、すごく手応えがありました」
と振り返った。一方で、連戦によるパフォーマンス低下という課題も浮き彫りになったという。
「試合が続くと最後に動きが落ちるので、持続力をつけたい」と課題を口にした。
中島選手も、「しっかりボールを収めて、味方につなげる選手になりたい」と自身の成長点を見据えている。
最後に、2人は同じ言葉で締めくくった。
「チームを勝たせるために、点を取りたい」
日々の練習で磨いてきた動きや連携を武器に、総体へ挑む佐賀商業高校サッカー部。
前線を担う條島選手と中島選手が、チームの攻撃を引っ張っていく。
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