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支え合い。しなやかに、そして強く――輝きを放つ佐賀北高校新体操部 白石真衣(2年)が見つめる新たなスタート

配信:
2025/10/31 2:01:03
取材:
2025/10/29 9:23:00
支え合い。しなやかに、そして強く――輝きを放つ佐賀北高校新体操部 白石真衣(2年)が見つめる新たなスタート
新体操

佐賀北高校新体操部が新体制で動き出した。2年生の白石真衣さんは、「県で優勝して、全員笑顔で終われるように頑張りたい」と力強く語る。目標は総体優勝、そしてインターハイ出場。限られた練習時間の中でも、一人ひとりが考え、支え合いながらレベルアップを目指す新チームがそこにあった。

佐賀北高校新体操部キャプテン 白石真衣 (2年)


■「誰か一人が突出していないからこそ、全員で補い合う」

新チームについてキャプテンは「まだなりきれていない部分もありますが、私たちの代は全員で支え合うチームです。特別上手な人がいるわけではない分、人数が多いことを生かして足りないところを補い合っています」と話す。
現在、3年生4人、1・2年生がそれぞれ8人ずつ。部員数の多さを強みに、日々の練習に励んでいる。


■公立ならではの環境が生んだ“1分1秒を無駄にしない姿勢”

練習を見学すると、マットを交代で使いながら、空いた時間も各自が課題を確認する姿が印象的だった。この能動的な動きについて尋ねると、「自分たちで考えて行動しています」と即答。
「公立高校なので、私立のように長時間体育館を使えるわけではありません。週に4回、半面だけの練習なので、限られた時間の中で効率を上げる意識が自然と生まれました」と振り返る。


■キャプテンとして「引っ張るだけでなく支える」

新キャプテンとして意識していることを聞くと、「まずは自分が一番練習に対する熱量を持つこと。そして同級生や後輩を引っ張るだけでなく、下からも支えられる存在になりたいです」と力強く答えた。

■「伝統を守りつつ、さらに上へ」

最後に、この一年間の目標を尋ねると、
「来年もAチームのメンバーとして先頭に立ち、先輩たちから受け継いだ伝統を残しつつ、さらにレベルを上げていきたいです」と語ってくれた。
限られた環境の中でも、仲間と支え合いながら成長を重ねる佐賀北高校新体操部。彼女たちの“全員で勝ち取る笑顔”が、次の大会で輝く日を期待したい。




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