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【佐賀 総体 2024 注目チーム サッカー】佐賀商業 サッカー 部 主将 前田朔太郎 選手「優勝を目指して 初戦から全力で挑む」

配信:
2024/4/30 6:00:05
取材:
2024/4/18 6:00:00
【佐賀 総体 2024 注目チーム サッカー】佐賀商業 サッカー 部 主将 前田朔太郎 選手「優勝を目指して 初戦から全力で挑む」
高校総体佐賀商業高校サッカー

2024年5月に開幕する佐賀県高等学校総合体育大会(高校総体)で活躍が期待されるチームを取材する本特集。
今回取材したチームは、近年、コンスタントに県大会決勝へ進んでいる佐賀商業高校サッカー部。昨年度は新人戦・県総体・選手権県大会と三大会連続で決勝に進んだが、いずれも佐賀東に敗れて準優勝。「宿敵」佐賀東高校への雪辱に燃える佐賀商業に迫る。

本記事では、主将としてチームを牽引する前田朔太郎選手へ、総体にかける思いを聞いた。


佐賀商業高校サッカー部 主将 前田朔太郎 選手(左 34番)



プレーの強度・質を追求

昨年、新人戦・総体・選手権と、主要県大会のすべてで決勝まで進むも、佐賀東の壁に跳ね返された佐賀商業。
一年生の頃から主力として活躍してきた経験を買われて主将となった前田選手は「佐賀県大会で優勝してその先の九州大会・全国大会で良い成績を残すことが目標」と語る。
今年の1月に行われた新人戦は、新チームとして挑む初めての公式戦。決勝まで進出するが、またしても佐賀東の壁が立ちはだかった。この悔しい結果を経て、前田選手は「プレーの強度の部分や、一個一個のプレーの質」に差があると感じたという。「新人戦の決勝で佐賀東に負けたとき、その点(プレーの強度の部分や、一個一個のプレーの質)がまだまだ足りていないと感じたので、チーム全員で突き詰めていますが、もっと成長していく必要があると感じています。」と課題に向き合う。



ピッチの内外でチームを牽引

昨年の悔しさを知る前田選手は、チームを牽引する覚悟を持って主将を務める。
「誰よりも早く先に動くということや、みんなに声をかけていくことを意識しています。プレー面でも、自分が周りの選手を引っ張っていきたいと思っていますが、「まだまだだな」と感じているので、高校総体ではみんなを引っ張るプレーを見せたいです。」と、ピッチ内外でリーダーシップを取る覚悟を語ってくれた。
前田選手のポジションは「チームの心臓」と呼ばれることもあるボランチ。ボランチというポジションに対して「攻守の強度」を監督からは求められているというが、「自分としては強度がまだまだ低いと思うので、監督から求められているアクションの強度やプレスに出ていく強度をさらに追求していきたいです。」と向上心を燃やす。



今年は「速さ」が特徴のチーム

昨年も主力として試合に出場していた前田選手は、昨年のチームとの違いについて「去年は体格の良い選手が揃っていたのですが、今年は小柄な選手が多いです。ただ、その分プレーのスピードに関しては、去年よりも自信を持っている部分です。」と分析してくれた。当然、学年ごとに選手の特徴が異なるのが高校サッカー。「『速さ』という武器を生かしながら、弱点でもある『(身体的な)強さ』を向上させていきたい」と選手の特徴を生かしながら戦う意気込みを語ってくれた。


総体で魅せたいサッカー

昨年の高校総体では、決勝戦で佐賀東高校と接戦の末に0-1で敗れた佐賀商業高校。「今年こそは」と、雪辱にかける思いは大きい。
「前線から強度を持ってプレスをかけていき、ボールを奪ってからは相手の背後を狙った縦に速いサッカーを見せていきたいと思っています。一回戦から全力で戦って、優勝という結果にこだわって全員で戦います。」と力強く語ってくれた前田主将。
今年の夏は、ぜひ佐賀商業高校サッカー部の戦いに注目して欲しい。


記事
株式会社WIDE - 北原誠大

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