【2026 佐賀 総体 ソフトテニス】 苦しい試合を乗り越え頂点へ。 嬉野高校の松尾・小川ペアが個人戦を制す。

5月30日、SAGAサンライズパークテニスフィールドで行われた令和8年度第64回佐賀県高等学校総合体育大会ソフトテニス競技男子個人で、松尾・小川ペア(嬉野)が優勝を果たした。
決勝では百田・百田ペア(嬉野)との同校対決を4-0で制し、県の頂点に立った。
準々決勝、準決勝と他校との厳しい戦いが続いた今大会。特に準決勝では3-1から追いつかれ、ファイナルゲームにもつれ込む苦しい展開となった。しかし、最後は7-1と突き放し、勝負強さを見せつけた。
かちスポでは、数々の激戦を制し頂点に立った松尾航希選手と小川晃典選手へインタビューを行った。
左:小川晃典選手 右:松尾航希選手
■ 激戦を乗り越えて掴んだ県王者
「苦しい場面を二人で乗り越えて優勝につなげることができたので良かったです」松尾はそう語り、安堵の表情を浮かべた。
小川も「簡単な試合は一つもありませんでしたが、最後まで戦い抜いて優勝することができて嬉しいです」と喜びを口にした。
県内屈指の実力を誇るペアにとっても、決して平坦な道のりではなかった。
■ ファイナルゲームで見せた対応力
準決勝では佐賀工業の西・石井ペアと対戦。3-1とリードしながら追いつかれ、勝負はファイナルゲームへともつれ込んだ。
「石井選手とは国体などで一緒に練習したこともありましたが、自分の思っていた以上のプレーをされて苦しめられました」
松尾はそう振り返る。そこで二人が選んだのは、自分たちの形にこだわらない戦い方だった。
「陣形を崩してでも対応していこうと話しました」
小川も「ファイナルまでは自分たちらしいプレーができていませんでしたが、二人で話をして気持ちを立て直すことができた」と語る。
苦しい場面で互いを信じ、修正できることこそ、松尾・小川ペアの強さなのかもしれない。
■ 磨いてきた武器が大舞台で発揮
今大会では、小川のサーブに合わせて松尾も前に詰めるダブル前衛の形が多く見られた。
「特別得意な形ではありませんが、その形で勝負したいという思いはありました」
春から練習を重ねてきた形が、大舞台で武器となった。また、松尾は試合の流れや感覚に応じてカットサーブと上からのサーブを使い分けるなど、柔軟な対応も見せた。
ダブル前衛でネットプレーでも得点を重ねる松尾
「どちらでも勝負できるように普段から練習しています」
積み重ねてきた準備が、優勝という結果につながった。
■ ハイジャパ、九州大会、そしてインターハイへ
この先にはハイスクールジャパンカップ、九州大会、そしてインターハイが待っている。
「去年悔しい思いをしたダブルスでは、今年はベスト4以上を目指したい」
松尾はハイスクールジャパンカップへの意気込みを語った。また、九州大会では優勝、インターハイではベスト8以上を目標に掲げる。
一方の小川も「今年こそ二日目に残って上位進出を目指したい」と全国の舞台を見据える。
「自分たちらしくプレーできるように頑張ります!」
笑顔でそう話した二人。苦しい試合を乗り越えて掴んだ県王者の称号。その先に待つさらなる大舞台へ、松尾・小川ペアの挑戦は続いていく。
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令和8年度第64回佐賀県高等学校総合体育大会ソフトテニス競技 男子個人
第1位 松尾・小川(嬉野高)
第2位 百田(虎)・百田(辰)(嬉野高)
第3位 西・石井(佐賀工業高)
第3位 川上・山口(佐賀工業高)
第5位 松浦・小津和(嬉野高)
第5位 大矢・小橋(嬉野高)
第8位 大河内・井上(小城高)
第8位 仁戸田・川浪(嬉野高)
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