【高校総体2026 注目チーム特集】伝統をつなぐ、最後の総体 嬉野高校男子ソフトテニス部主将 仁戸田遥斗選手
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五連覇という重圧と期待を背負い、嬉野高校男子ソフトテニス部を率いる主将・仁戸田遥斗。
明るさと一体感を武器に、仲間とともに“嬉野高校らしさ”を築き上げてきた。
個々の力だけでは勝ち切れない団体戦。 だからこそ仁戸田選手は、チームをまとめ、全員が同じ方向を向ける空気づくりを大切にしている。
先輩たちから受け継いだ伝統、そして去年の悔しさ。そのすべてを力に変え、挑む最後の県総体。 県五連覇のその先へ。
かちスポでは、主将の仁戸田遥斗選手へインタビューを実施。
伝統を背負いながら全国の頂点を目指す、嬉野高校男子ソフトテニス部の挑戦を追った。
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「結果を求める大会」――五連覇が懸かる最後の県総体
嬉野高校三年の仁戸田遥斗にとって、今年の県総体は特別な意味を持つ。
チームは現在、県総体五連覇中。さらに、三年生にとってはこのメンバーで戦う最後の県大会でもある。
「一番結果を求めている大会です」
その言葉からは、“挑戦者”ではなく、“勝たなければならない立場”として戦う覚悟が伝わってくる。
「五連覇という数字もそうですし、先輩たちから受け継いできたものを引き継いでいきたいと思っています」
単なる県大会ではない。 伝統を守りながら、“次の世代へ繋ぐ責任”を背負った戦いでもある。
主将として背負う役割
現在のチームは、昨年からレギュラーを務める選手が多く、経験値の高い世代だ。
その一方で、個性の強いメンバーが揃うチームでもある。
そんな中、主将を務める仁戸田は、自分の役割をこう捉えている。
「個性が強いメンバーが多いので、それをまとめられるのは自分しかいないと思っています」
主将として意識しているのは、“言葉”よりも“行動”だ。
「三年生が動けていなかったら、後輩もついてこないと思うので、まずは自分たちから率先して動くことを意識しています」
練習中の声掛け、準備や片付け、チーム全体の雰囲気づくり。 一つひとつの積み重ねが、今の嬉野高校の一体感を支えている。
チームの武器は“経験”と“競争”
今年の嬉野高校の強みは、経験豊富なメンバー構成にある。
昨年から主力として戦ってきた選手が多く残り、試合経験の多さは県内でもトップクラスだ。
さらにチームには、今年度U-17日本代表に内定したエース・松尾の存在もある。
「そういう経験をしている選手がいることは、自分たちにとって大きいです」
全国レベルを知る選手の存在は、チーム全体の基準を引き上げる。
だが、嬉野高校の強さはエース一人に頼るものではない。
現在はレギュラー争いも非常に激しく、日々の練習から高い競争が生まれている。
「その競争が、チーム全体の成長にも繋がっていると思います」
団体戦で勝ち切るために必要なのは、層の厚さ。 それこそが、今の嬉野高校最大の武器だ。
悔しさを知る世代だからこそ
順風満帆に見えるチームにも、忘れられない敗戦がある。
昨年の九州大会では優勝を果たした一方、今年の九州新人では準優勝という結果に終わった。
その試合にも出場していた仁戸田は、当時を振り返る。
「本当に悔しかったです。先輩たちの力が大きかったこともすごく感じました」
だからこそ、今年に懸ける思いは強い。
県内で勝つだけではなく、“九州・全国で勝てるチーム”になること。その目標を見据えながら、日々の練習に向き合っている。
目指すのは、その先の頂点
県総体で掲げる目標は明確
だ。
団体優勝、ベスト8独占。そしてその先。
「九州も全国も、どちらも優勝を目指しています」
五連覇の伝統を守る戦い。
“県で勝つチーム”から“全国で勝つチーム”へ変わるための戦い。
嬉野高校男子ソフトテニス部は伝統と覚悟を背負いながら全国の頂点を目指す。
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