【高校総体2026 注目チーム特集】三冠へ挑む“結束の進化” 神埼清明高校新体操部主将 樋口諒選手
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神埼清明高校新体操部を率いる、主将・樋口諒。
声を掛け合い、互いに支え合いながら演技をつくり上げるチームの中心で、最後のシーズンに挑んでいる。
新体操は、一人の完成度だけでは成り立たない競技。
だからこそ神埼清明は、“全員でつくる演技”にこだわり続けてきた。
総体、インターハイ、国スポへとつながるこの夏。
積み重ねてきた日々のすべてをぶつけ、チームとしての完成度を示す舞台が、いよいよ始まる。
神埼清明高校新体操部主将 樋口諒選手
総体は通過点、見据えるのは全国の頂点
「九州総体やインターハイにつながる大会なので、しっかり優勝を狙っています。」
樋口主将の言葉からは、明確な現在地の認識と、その先を見据えた視野の広さがうかがえる。
総体はあくまで通過点。ここで結果を出すことは当然として、その先の全国の舞台で勝ち切るための準備の一環でもある。
チームとしても目標はぶれていない。
選抜優勝という実績に満足することなく、「勝ち続けるチーム」であることを求めている。
課題は体力と完成度――“全員で戦う”難しさ
一方で、現状に対する分析は冷静だ。
「去年と比べると、まだ仕上がりが間に合っていない部分もあります。」
特に挙げるのが体力面。
新体操は一人の完成度だけでは成立しない競技であり、全員の動きが揃ってこそ一つの作品として成立する。
「自分だけ体力があっても、周りが追いついていないと演技に影響が出てしまう。」
団体競技ならではのシビアさ。
だからこそ求められるのは、“個”ではなく“全体”の底上げだ。.jpeg)
支える主将、11年の積み重ねが生む信頼
キャプテンとして意識しているのは、特別なリーダーシップではない。
「声をかけたり、一緒に練習したり、当たり前のことを大事にしています。」
その言葉の裏には、長年の競技経験がある。
小学生の頃から約11年間、新体操に向き合い続けてきた樋口主将。
同じ指導者のもとで積み上げてきた時間が、技術だけでなく人としての信頼を育ててきた。
一方で、チームには高校から競技を始めた選手も多い。
経験の差がある中で全体をまとめるために必要なのは、実績だけでなく“寄り添う力”だ。
悔しさを糧に、チームの質を引き上げる
これまでの大会では、課題も浮き彫りになった。
「周りがミスしたときに、自分がもっと関われたんじゃないかと感じました。」
その反省は、キャプテンとしての意識を大きく変えた。
ただ自分が結果を出すだけでは足りない。
チーム全体のパフォーマンスを引き上げてこそ、本当の意味で勝てるチームになる。
「次は同じことが起きないように、しっかり教えていきたいです。」
個の反省を、チーム全体の成長へとつなげる。
その姿勢が、今年の神埼清明を一段引き上げている。
日常と本番をつなぐ意識、そして“三冠”へ
日々の練習で徹底しているのは、本番を見据えた取り組みだ。
「試合をイメージしながら、気持ちを強く持って練習しています。」
一つひとつの練習の質を高めることが、そのまま本番の完成度に直結する。
その積み重ねが、演技の安定感と迫力を生む。
そして最後に掲げる目標は明確だ。
「インターハイと国スポも優勝して、三冠を取ります。」
言葉に迷いはない。
選抜優勝で得た自信と、これまでの積み重ねがあるからこその宣言だ。.jpeg)
株式会社WIDE -
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