【2025 新人戦 体操】優勝インタビュー 佐賀学園高校 古川昊雅 選手「美しさへのこだわり」

11月1日（土）、SAGAプラザで開催された佐賀県高校新人戦「SSPフレッシュシリーズ」体操競技。
県内の高校生たちが集まり、新チームとして挑んだ今大会。
男子では、各校の選手たちが緊張感の中で堂々と演技を披露し、会場を大いに沸かせた。
その中で、安定感と表現力の両立で観客を魅了したのが佐賀学園高校の古川昊雅選手。
序盤から粘り強く得点を積み重ね、見事男子個人優勝を果たした。




かちスポでは、試合後の古川選手に今大会を振り返ってもらった。
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逆境を力に変えて立て直した演技

「最初の方にミスをして、自分の中で焦っていたんですけど、そこから切り替えて最後の4種目は通すことができたのでよかったなと思いました」と古川選手。
序盤でのミスにも動じず、気持ちを立て直して後半に向かう姿勢が印象的だった。
流れを自らの手で取り戻し、安定した演技を続けたことが、最終的な優勝へとつながった。

こだわり抜いた"美しさ"と完成度

古川選手の持ち味は、力強さの中にある美しさだ。
「着地を狙ったり、つま先まで伸ばす演技にこだわり、いいスコアを取るようにしていきました」と語る。
丁寧に磨き上げられたフォームと、細部まで意識した演技構成が、安定した得点を生み出した。

支えてくれる人たちへ感謝を込めて

大会を終えた古川選手は、日頃のサポートへの感謝を忘れない。
「いつもありがとうございます。これからも応援よろしくお願いします」と穏やかに語った。
その言葉には、仲間や家族、指導者への感謝と、これからさらに高みを目指す決意がにじむ。