【龍谷サッカー部特集 第1弾】 龍谷高校全国への挑戦

12月21日全国高校サッカー選手権大会の抽選会が行われ、佐賀代表の龍谷高校は、茨城県の強豪 鹿島学園高校と同月29日に対戦することが決まった。龍谷高校が見据える先は「ベスト8」。Bブロックには、初戦の鹿島学園高校をはじめ、岡山学芸館高校や國學院久我山高校とベスト8に向けて、避けられない壁が立ちはだかるが、県勢27年ぶりのベスト8を果たすことはできるか。
今回は第1弾。龍谷高校サッカー部の想いや意気込みを多くの方に知ってもらい、応援するきっかけとなってくれればと思う。
Q. 今までどのような想いでチームとして頑張ってきたか
新人戦・総体どちらも勝てず、結果も出せなくて、監督には「今年は厳しい」と言われていました。総体に負けてから、選手で主体性を持って取り組むことをテーマに、ぶつかり合いなどもありましたが、1日1日を重ね、最後の選手権には主体性を持って取り組み、準決勝・決勝としっかり勝てたことがよかったです。
Q. 今までチームとして苦労したこと
3年間を通して、コロナの影響が多く、遠征に思うように行けないことや練習に制限がつくことが多かった中で、コミュニケーションがあまり取れていなかったところはありましたが、言い訳にはならなかったので、練習の中でも少ない時間でいかに質を上げていけるかをずっと考えていました。
Q. 佐賀県予選を勝ち進むことができた要因
自分自身で意志を持ってプレーしたこととその時試合に出ていた選手の中で試合の方向性を決めていたことが一番の要因だと思います。「相手が後ろから繋いでくるから、奪いにいかず、最終的に蹴ってきたところを回収して、攻撃に繋げる」など、戦術も相手を見て、自分達自身で「こうした方がいい」「ああした方がいい」と試合中に話し合ったところが勝利に繋がったと思います。
Q. 選手権初戦 鹿島学園高校について考えていること
全国常連校ですし、1度春に横浜杯というフェスティバルで試合をした時は負けてしまったので、相手をリスペクトしつつも、臆することなくプレーしたいと思います。
Q. 試合の注目ポイント
試合中に相手を見て変化できるところやFWの得点感覚が高いところは自分達の強みだと思っています。試合では、誰をというより、チーム全体として、システムや戦術などが「なんか変わったな」などの変化に注目してほしいです。
第2弾は主将今野選手自身へのインタビュー。
選手権に出場するために高校入学のタイミングで親元を離れ、龍谷高校へ入学した今野選手はどのような人なのか。今野主将自身の考えと、周りの選手の今野主将へのイメージを紹介する。
株式会社WIDE - 山口修平