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【新人戦2026 注目チーム特集】登山競技 唐津東高校 山口美波選手にインタビュー

配信:
2026/9/15 5:18:51
取材:
2026/9/11 8:30:00
【新人戦2026  注目チーム特集】登山競技 唐津東高校  山口美波選手にインタビュー
SSPフレッシュシリーズ唐津東高校登山

「山を速く登る競技」――。
登山競技に、そんなイメージを持っていないだろうか。
実は、体力だけでは勝負できない。炊事、医療、気象、自然観察など、山に関する幅広い知識と技術が必要となる。
そんな奥深い登山競技の新人戦が、間もなく始まる。
今回注目したのは、唐津東高校登山部の山口美波選手。
父親に誘われたことから始まった山との出会い。山頂からの景色や、仲間と登り切ったときの達成感に魅了され、登山を続けてきた。
山口選手が感じる、登山競技の魅力とは。
かちスポでは、新人戦を前に、その思いを聞いた。


登山部 山口美波選手


「和気あいあい」 仲間と楽しみながら山を登る

今年のチームについて、山口選手は「和気あいあいとしている」と話す。
「登山部は和気あいあいとしていて、登山中もみんなで声を掛け合いながら登ったり、頂上でみんなで景色を見ながらご飯を食べたりしています。いつも楽しみながら頑張っています」
登ることだけが登山部の楽しみではない。
仲間と声を掛け合い、頂上では景色を眺めながら一緒に食事をする。
山の中で過ごす時間そのものを楽しみながら、競技に取り組んでいる。
普段の練習では、それぞれの予定もあり、一人で取り組むことも多いという。
「自分たちは個人で結構予定が入っているので、一人でやったりすることの方が多いです。でも、大会の前になると、同じ学年のメンバーで集まって、どんな問題が出るかとかを話したりして、一緒に準備しています」
普段はそれぞれが練習に励み、大会前には仲間と集まって準備する。
それぞれの努力と、チームでの協力。その両方が大会での力につながっている。


「速さ」だけではない 幅広い知識が求められる登山競技

山口選手が説明してくれたのは、登山競技の奥深さだ。
「よく『速さを競っているんですか』と聞かれるんですけど、そういう競技ではありません」
登山競技では、体力や歩行に加え、炊事や山で使える知識など、さまざまな項目を総合して評価する。
中でも、知識に関するテストには「医療」「自然観察」「天気図」「気象」などがある。
医療では、高山病など、山で起こるトラブルへの対処方法を学ぶ。
気象では、高気圧や低気圧、前線、風の流れなどについて勉強し、天気図を読み取る力も求められる。
さらに自然観察では、大会で登る山によって出題内容が変わる。
「その山の植生だったり、どういう生物がいるのかとか、その周辺の地域の特色だったりとかをテストされます」
登る山については事前に出題範囲が示されるため、大会に向けてみんなで勉強して備える。
山を登る体力だけではなく、山そのものを知る知識も必要になる。
それが登山競技の大きな特徴だ。


きつい山ほど、頂上からの景色に感動

これまで登った山の中で印象に残っているのは、九重や霧島だという。
「自分的に『この山きついな』って、登りながら思っていたところほど、頂上に着いたときの景色とかに、やっぱり感動できるなって思います」
登っている最中は、苦しさを感じることもある。
しかし、その苦しさを乗り越えた先にある景色は、何倍にも美しく感じられる。
山口選手にとって、そこに登山の魅力がある。
「きつかった分、頂上に登ったときの景色がきれいだったので、そういうところから達成感みたいなものを得られました」
苦しさの先にある達成感。
それが、また次の山へ向かう原動力になっている。


父親からの誘いが、登山との出会い

山口選手が登山を始めたきっかけは、父親だった。
「お父さんから『一緒に来ないか』と誘われたのがきっかけです」
当時は特に習い事などもしていなかったこともあり、まずは試しに登ってみようと思った。
もともと動物や自然が好きだったこともあり、山に登るうちに、次第に興味が深まっていった。
「自分は動物とか自然とかが小さい頃から好きだったので、登っている間に、もっと登って山のことを知りたいと思いました。」
そして、実際に山を登ったことで、さらに魅力を感じるようになった。
「頂上にやっぱり登ったときの景色が、きつかった分、綺麗だったので、そういうところから達成感みたいなものを得られて、『登山いいな』と思って。登山を続けたいと思いました。唐津東高校に入学した理由もそれです」
偶然の誘いから始まった登山。
今では、山をもっと知りたいという思いへと変わっている。

新人戦で目指すのは「医療」での満点

新人戦に向けて、山口選手が掲げる具体的な目標がある。
それが、自身の担当する「医療」での満点だ。
「自分が今までの大会で、医療の役職なんですけど、まだ一度も満点が取れていないので、今回は、今回こそは満点を取ってチームに貢献したいです」
これまでの大会では、あと一歩届かなかった。
インターハイでも、仲間と話し合いながら準備を進めたものの、何問か間違えてしまったという。
「やっぱり足りないところがあって、何個か間違ったところがあったので、今回は下見をしっかり頑張って、満点取れるように頑張りたいと思っています」
これまでの経験を振り返り、課題を次の大会へつなげる。
自分の担当する「医療」で結果を残し、チームに貢献することが山口選手の目標だ。
新人戦は、新たなチームで挑む大切な舞台。
体力だけでなく、山に関する知識や技術、そして仲間との連携が試される。
自然を楽しみ、山を知り、仲間と支え合いながら競技に向き合ってきた山口選手。
これまで届かなかった「満点」を目指し、次の一問へ。
新人戦での山口美波選手の挑戦に注目したい。

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株式会社WIDE -

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