【天皇杯2回戦 BrewSAGA】J1サンフレッチェ広島に1-3で惜敗

6月11日(水)天皇杯2回戦が広島県福山市で行われ、佐賀県代表Brew SAGAはJ1広島サンフレッチェに1-3で惜しくも敗退となった。
福山通運ローズスタジアムで開催された天皇杯2回戦 佐賀県代表BrewSAGA vs J1広島サンフレッチェ。
試合は、開始4分。東 俊希のクロスにマルコス・ジュニオールが頭で合わせ広島が先制。その後も広島ペースで試合は進むが、BrewSAGAも最後を決めさせない。
次に試合が動いたのは、33分に広島の追加点。越道 草太が放ったシュートをGK 八尾 駿介が一度は防ぐも、こぼれ球をマルコス・ジュニオールが押し込み2点差となった。
その後も広島が攻める展開となったが、ピンチを凌ぐBrewSAGAは41分、左サイドで相手を剥がした崎濱 雄希がクロスを送ると粕谷 海土が難しい体勢からファーサイドに流し込み広島ゴールをこじ開けた。
後半もBrewSAGAは広島ゴールに襲いかかる。48分には、クロスに平形 武丸が合わせるも惜しくも枠外。62分には、崎濱 雄希がミドルシュートを放つも、クロスバーに阻まれ同点とはならず。広島の攻撃を辛抱強く守り、カウンターに繋げるBrewSAGAのサッカーが格上に対しても通用する時間となった。
しかし、81分に追加点を奪ったのはJ1の広島だった。
BrewSAGAは最後まで攻め込んだが、広島ゴールをこれ以上開けることはできず。佐賀県代表として、全力プレーを見せたが、惜敗となった。
BrewSAGA 監督 永吉 龍也は、「入りのところで失点してしまって、崩されて、どうなるんだろうかと思いましたけど、選手がすぐに対応してくれて、そこからみんなでディフェンスして、カウンターで点がとれて、それが後半も続いて、『いけるかも』と望みは見せてもらいました。ただ、さすがJ1のチームだったので、最後は自分たちの足が止まってしまって、結果としては3-1だったんですけど、ほんとチームの財産となる試合ができたと思います。」と試合をまとめた。また、「この強度でやれるという自信ができたので、練習中からこの強度を忘れず、今後のリーグ戦に向けて落とし込んでいけたらと思います。」と今後への期待を感じた試合となったようだ。
キャプテンの村田 玲央は、「ずっと相手に持たれる時間が長かったんですけど、みんなで体を張ってゴールを守ることができたので、負けている状況でしたけど、後半途中まではいい流れでサッカーをすることができました。勝利に繋げることはできなかったですけど、次に繋がる良い試合にはなったかなと思います。」と試合を振り返る。広島の印象としては、「パスの質であったり、動きの質であったり、そこはレベルが違うなと感じました。ただ自分たちの中でも、できないというほどの相手でもなかったですし、自分たち自身もここまでできるとは思っていなかったので、勝利に結びつけられなかったのは残念です。」と答えた。
「自分たちもチャンスはあったので、そこでしっかり点をとって、勝利に結びつける力がまだ足りないと感じました。そこをしっかり今後の試合に繋げていきたいです。」と今後も行われる九州リーグの試合に向けて意気込んだ。
天皇杯 2回戦
BrewSAGA 1(1,0ー2,1)3 広島サンフレッチェ
会場:福山通運ローズスタジアム
得点者
BrewSAGA:41'粕谷 海土
広島サンフレッチェ:4'マルコス・ジュニオール ,33'マルコス・ジュニオール ,81'前田直輝
株式会社WIDE - 山口修平