【SAGA2024全障スポ】風を読んで自分との戦い「フライングディスク競技」

1968年、アメリカで第1回スペシャルオリンピックス(知的障がいのある選手が参加する大会)の正式競技として行われ、現在も障害の有無を問わず、広い世代の多くの人たちに親しまれているフライングディスク競技。
今回はSAGA2024全障スポで正式競技として開催されるフライングディスク競技の「アキュラシー」と「ディスタンス」という2種目について紹介します。
フライングディスクには、「楽しくなければFD(フライングディスク)じゃない」という言葉があり、相手と争うチャンピオンシップスポーツではなく、自らの記録に挑戦する楽しさを重要としています。
アキュラシー
障がいの区分や性別の区分はなく、5mもしくは7m先のアキュラシーゴール(直径91.5cmの円)を狙って10投し、通過した数を競う競技。
ディスタンス
男性・女性、立位・座位の4区分に分けられており、1人3投でどれだけ遠くにディスクを投げられるかを競う競技。
アキュラシー・ディスタンスの魅力とは、
障害区分では分けられないので、知的障害の方と身体障害の方など異なる障害を持つ方が一緒にプレーするところが魅力です!
また、高校生の時からこの競技を続けている方は、風を読みながらプレッシャーのかかる場面で練習どおりのスローができたときが一番嬉しいと話されていました。
どんな方でもディスクさえあれば始められるこのスポーツ。取材時の国見台陸上競技場には10代の若者から高齢者までがともにフライングディスクを楽しみ、笑顔が溢れていました。SAGA2024では500人を超える選手団が参加する予定です。当日は笑顔が溢れる会場になることでしょう。
みなさんもぜひSAGA2024全障スポ「フライングディスク」に触れてみてはいかがですか?
開催情報
SAGA2024 全障スポ 正式競技 フライングディスク競技
2024年10月26日(土)〜28日(月) 伊万里市 国見台陸上競技場にて開催予定
SAGA2024国スポでは、デモンストレーションスポーツとしてフライングディスク競技が開催されます。開催される11種目のうち、チーム競技であるアルティメットを紹介しています。こちらよりぜひご覧ください。
株式会社WIDE -