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【佐賀北高校柔道部】優勝の要因 結果を出した副将の2年生

配信:
2023/7/30 22:00:04
取材:
2023/7/26 7:00:00
【佐賀北高校柔道部】優勝の要因 結果を出した副将の2年生
高校総体佐賀北高校柔道

昨年2位という結果に終わり、この高校総体での優勝を目指して、日々努力を重ねてきた佐賀北高校柔道部。本記事では、佐賀北高校柔道部が優勝するまでの軌跡、そしてインターハイへの挑戦について、4本に分けてご紹介。
今回は、佐賀北高校柔道部の県総体での戦いを振り返っての心情や柔道に対する思いについて、主将の坂口選手、副将の池田選手、九州大会まで監督を務められた寺戸監督にお伺いした。

高校総体での佐賀商業戦

選手権での負けを取り返し、全国大会に出たいという気持ちを胸に望んだ佐賀商業戦。
自分達のこれまでの練習内容を改め、体格などを考慮し、攻める柔道へ。
先方で技ありを決められ、リードを許すも、2年生ながらに副将を務めた池田選手が1本取り、見事逆転し、優勝を掴み取った。

優勝できた要因

選手権で佐賀商業に負けたことが、チーム全体の全国大会に出たいという気持ちを大きく動かした。
練習の中で各自が試合を想定した練習で、1人1人が課題を持って取り組むことができたという。
佐賀北高校の55年ぶりの優勝を自分達が成し遂げたかったと坂口選手は語る。

逆転を決めた副将 池田快 選手

佐賀北 0ー1 佐賀商業 の状況で回ってきた副将戦。
佐賀商業高校の副将は、佐賀県でも一番と言われるほどの選手だった。
しかし、そこで弱気にならず、3年生が最後の戦いになることや、先生や選手たちが副将に池田選手を選んだ期待を背負い、絶対に取らなければいけないという気持ちで望んだと語る。
その期待は池田選手にとってはプレッシャーではなく、楽しさに変わる。
柔道を、そして佐賀北高校を思う気持ちが勝利につながった。

監督 寺戸先生の想い

選手権で佐賀商業に敗退した悔しさ、新人戦と合わせて1勝1敗という戦績。
総体で決着をつけると選手たちに火がつき、勝ちに対する執念が上回った勝利になったと語る。
寺戸先生「専攻されても喰らいつき、崩れないのが今年のチームの良さ。」
「先行していい流れで後ろに繋ぎたかったが、副将の池田がよく1本を取ってくれた。」

インターハイにチャレンジ

佐賀商業を見事打ち破り、優勝を飾った佐賀北高校柔道部。
九州総体まで寺戸先生が監督を務められていたが、インターハイでは主将 坂口選手のお父さんにあたる坂口先生が監督を務める。
親子でのインターハイへの挑戦が始まる。

佐賀商業と決着をつけ、見事優勝を飾った佐賀北高校柔道部。
第3弾では、佐賀北高校柔道部 監督と主将 親子の絆で乗り越えた苦難、柔道への想いについて迫る。

記事
株式会社WIDE - 三枝功伸

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