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【頂点に最も近かった者たち】新人戦準優勝 佐賀工業高校 男子バレーボール部 江口祐一郎監督 #3

配信:
2026/3/10 5:32:12
取材:
2026/2/26 6:00:00
【頂点に最も近かった者たち】新人戦準優勝 佐賀工業高校  男子バレーボール部  江口祐一郎監督  #3
佐賀工業高校バレーボール

あと一歩だった。
新人戦決勝、体育館に響き渡った終了のホイッスル。あと一歩で頂点に届かなかった悔しさは、コートに立つ選手だけでなく、チームを率いる江口祐一郎監督の胸にも残った。
しかしその敗北は、佐賀工業高校男子バレーボール部にとって確かな成長のきっかけとなった。

かちスポでは、新人戦で掴みきれなかった頂点への一歩を追い求める佐賀工業高校へ取材を行った。
取材したのは、主将の小栁璃空選手と、チームを率いる江口祐一郎監督。
第3弾・第4弾では、江口祐一郎監督のインタビューを掲載する。

第3弾:新人戦準優勝から見えたチームの現在地




― 新人戦までの歩み ―
■ 「ミドルがいない」新チームの船出
新チーム発足時、佐賀工業は高さに不安を抱えていた。
「180センチを超えているのは1人。ミドルブロッカーがいない状態でした」
ネット際での優位性がない中でのスタート。
 選択肢は限られていた。
「コンビバレーではなく、サイド中心で戦うしかない」
シンプルに、徹底して。
 拾い、つなぎ、サイドで打ち切る。
 その形を磨き続けた。


■ 成長の鍵は“精神面”
新人戦までの期間で最も成長したのは何か。
監督は迷わず答えた。
「精神面ですね」
中心にいるのは主将・小栁璃空。そして双子の兄でセッターを務める選手。
「前はスパイカーのせいにする場面もあった。でも、いまは自分のトスを見直すようになりました」
技術以上に、責任の取り方が変わった。
 それがチームの空気を変えた。



■ 佐賀商業戦、逆転の背景
準決勝の佐賀商業戦。第1セットを落とす。
「大きく戦い方は変えていません」
サイドで押し、粘る。
終盤、レフト2枚の調子が上がった。
「最後はエースが決めてくれました」
派手な戦術変更ではない。
 積み上げてきた形を、やり切った結果だった。


■ 決勝で得た“手応え”
佐賀学園との決勝はストレート負け。
 それでも監督は言う。
「2セット目は、あと2、3本で取れたと思います」
通用した部分もあった。
 サイドの攻撃は機能した。
 だが、相手はミスをしない。
「戦い方を知っていました」
高さだけでなく、勝ち方の差。
 それを体感した大会だった。

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株式会社WIDE -

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