【2025 佐賀 総体 バスケットボール優勝インタビュー】女子優勝 佐賀北 森昊海主将

6月2日(月)、SAGAプラザにて令和7年度第63回佐賀県高等学校総合体育大会バスケットボール競技が開催されました。
決勝リーグ1日目を終え、佐賀商が2勝、佐賀北・清和高が1勝1敗、佐賀東が2敗。今日の第1試合で清和高が佐賀東に勝利したため、優勝の行方は佐賀商vs佐賀北が握ることに。
佐賀商が勝利すれば点差に関係なく全勝優勝。佐賀北が1点差で勝利の場合も佐賀商の優勝。佐賀北が3点以上の差をつけて勝利すれば佐賀北が優勝。2点差で勝利すればスコア次第で佐賀商・佐賀北・清和高の3校とも優勝があり得るという稀な対戦となった。
そして注目の最終戦。試合は序盤から佐賀北が主導権を握る展開に。立ち上がりから激しいディフェンスで佐賀商業の攻撃を封じ、速攻を中心に得点を重ね、前半を34-24で佐賀北がリードして折り返す。後半に入っても流れは変わらず、佐賀北は冷静なゲームコントロールを見せ試合の主導権を渡さなかった。佐賀商業も最後まであきらめずに反撃を試みたが、序盤の点差が響き逆転には至らず。佐賀北高校が2年連続11回目の優勝を果たした。
かちスポでは、優勝した佐賀北高校の主将、森昊海選手にインタビューを行った。
佐賀北高校 森昊海主将
ーー優勝した今の気持ちは?
決勝リーグの2戦目で清和に負けてしまって、負けたすぐはみんな落ち込んで切り替えられそうになくて、不安なところはあったんですけど、みんな切り替えて、頑張れました。最初は自分達のペースに持って来れなくて苦しい展開が続いたんですけど、3年生の今までやってきたことが試合に出せて、流れを持ってこれて、勝てたと思います!
ーー今日の試合の前に、チームとして話していたことは?
自分達が今までやってきたことを信じてシュートを打っていこうとか、笑顔で楽しんでいこうとかそういったことを話しました。
ーー佐賀北としてのプレッシャーや挑戦心。様々な思いがあると思いますが、この総体はどのような想いでプレーしましたか?
去年はチームとして負けなしで、今年は新人戦で負けてしまって。今回も1回負けはしたけど、結果として優勝できました。自分達の目標はインターハイで1勝なので、今日は次に繋げようという思いで、プレッシャーもあったけど戦い抜くことができました!
ーー監督の言葉で印象に残っているのは?
1つ負けたけど、切り替えてやるしかない。次勝ったら優勝できるから頑張れ、と声をかけてもらったことです。
ーー九州大会、インターハイと戦いは続いていくと思います。それに向けての意気込みを。
今大会で良い部分も見えたけど、まだまだ修正するところも見つかりました。そこを修正して、もっと県外の強い相手でも自分達のバスケをやれるように頑張っていきたいです!
優勝した佐賀北高校は、7月26日(土)〜8月1日(金)にジップアリーナ岡山・岡山市総合文化体育館で行われる中国総体(令和7年度全国高等学校総合体育大会)に出場する。
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令和7年度第63回佐賀県高等学校総合体育大会バスケットボール競技 女子
第1位 佐賀北高校
第2位 佐賀清和高校
第3位 佐賀商業高校
第4位 佐賀東高校
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