【2025 佐賀 総体 サッカー 優勝インタビュー】佐賀東高校 中村友 主将、三原拓実選手

6月5日(木)、SAGAスタジアムにて令和7年度第63回佐賀県高等学校総合体育大会サッカー競技の決勝が開催された。
決勝カードは佐賀東vs龍谷。試合はPKにまでもつれこみ、最後は佐賀東の逆転勝利となった。
かちスポでは、佐賀東高校主将の中村選手、エースのFW三原選手にインタビューを行った。
佐賀東高校 中村 友選手
ーーー優勝おめでとうございます!今の率直な気持ちを教えてください。
自分自身、準決勝はチームとしても良かったんですけど、決勝という舞台で「自分たちが本当にサッカーできたか」と言われるとそうでもないと思います。
ただ、そこで勝ち切れたというのは本当に大きな力になりますし、自分個人としてはPKを外してしまったので、キーパーに助けてもらった分を九州大会や全国大会でしっかり取り返したいと思います。
ーーーPK戦では崖っぷちの状況になりました。2人目を終えて0-2という場面、どんな心境でしたか。
自分の中では「もうキーパーに頼むしかない」と思っていました。止めてくれて本当にありがたい、それだけでした。
ーーー中村君が託したキャプテンマーク。その時はどんな思いでしたか。
自分が外してしまったので、「もうキーパーが止めるしかない」という状況でした。本当に“頼む”という気持ちでしたね。
ーーー最後に止めて勝利を決めた瞬間は。
自分がこのチームを引っ張ってきて、やってきたことを周りが支えてくれた。その証拠かなと思って、少し嬉しかったです。
ただ同時に、自分が迷惑をかけた部分もあるので、そこはしっかり反省して次に活かしたいです。
ーーー次の九州大会に向けて意気込みをお願いします。
自分たちの目標は全国ベスト4です。そのために一つひとつ、トーナメントを一試合一試合集中して戦っていきたいです。
三原 拓実選手
ーーー優勝した今の率直な気持ちを教えてください。
自分はフォワードとしては何もできず、PKで最初の2本を止められて、めちゃくちゃ焦りました。
でも、2年生のキーパーが本当に止めるのがうまくて、まさか止めてくれるとは思わなかったんですけど、止めてくれました。
正直「もう負ける」と思ったんですが、優勝できて本当に良かったです。
ーーー今大会は背番号10を背負ってプレーしました。その重みは感じていますか。
去年の10番だった大島弘賀君は、すごくリーダーシップを発揮していて、とても上手でした。その代わりになれるかなと心配だったんですけど、今大会はリーダーシップを発揮できて、優勝までつなげられて良かったと思います。
ーーー次はインターハイ・九州大会があります。どのように貢献していきたいですか。
新人戦の九州大会でも3位決定戦で決勝ゴールを決めることができました。次は九州総体の決勝で決勝ゴールを決められるように頑張りたいです。
決勝戦に進出した佐賀東と龍谷の両チームは6/21~6/23に長崎県で行われる全九州高等学校体育大会に、優勝を果たした佐賀東は7/26~7/27に福島県で行われる国高等学校総合体育大会に出場する。
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令和7年度第63回佐賀県高等学校総合体育大会サッカー競技
男子決勝
佐賀東 1-1 龍谷
(PK)
佐賀東 ✖ ✖ 〇 〇 〇 3
龍谷 〇 〇 ✖ ✖ ✖ 2
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