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【春高バレー 佐賀 男子 2026】支え合いの先に見えた春高 佐賀学園男子バレーボール部主将 大古場光希 選手 

配信:
2025/12/31 8:00:05
取材:
2025/12/17 7:00:00
【春高バレー 佐賀 男子 2026】支え合いの先に見えた春高 佐賀学園男子バレーボール部主将 大古場光希 選手 
全国高校選抜大会佐賀学園高校バレーボール

第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会佐賀県予選会での優勝から1か月。
佐賀学園男子バレーボール部は、全国大会を見据えながら日々の練習に励んでいる。大会直前にキャプテンがケガを抱えるなど、決して万全な状態ではなかった県予選だったが、チームは支え合いながら自分たちのバレーを貫き、春高への切符をつかみ取った。かちスポでは、佐賀学園男子バレーボール部主将 大古場光希選手にインタビューを行った。

大古場光希選手

佐賀学園男子バレー部、支え合いの先に掴んだ春高切符

春高バレー佐賀県予選を制し、佐賀学園男子バレーボール部は全国の舞台へと進んだが、その歩みは決して万全な状態で臨んだものではなかった。
「80%くらいです。周りが、自分をうまくサポートとか支えてくれて。それもあって、80%かなと思います」
そう振り返るキャプテンは、大会直前にケガを抱え、フルで試合に出場できない時間もある中で、それでも仲間の支えによってチームが前に進めていたことを静かに語る。それでも、チーム全体が崩れることはなかった。

ケガが教えてくれた「つながり」の重要性

ライトからの速い平行攻撃は、キャプテンにとって大きな武器だったが、ケガの影響によって、その形を思うように出すことができなくなっていた。
「自分はライトの速い並行が武器だったんですけど。怪我で速い平行についていけなくて。」
そこで必要になったのは、個の力で打ち切ることではなく、周囲と合わせるための細かな意思疎通だった。
「セット後のコミュニケーションだったりをうまくとらないと、自分の攻撃が通らないという状況だったので、コミュニケーションがやっぱり大事でした」
プレーの変化は、そのままチームの在り方を見つめ直すきっかけにもなっていた。

「頼むぞ」――その一言に応えた仲間たち

思うようにプレーできない自分の代わりに、周囲が役割を補ってくれるしかない状況の中で、キャプテンは自分1人で抱え込むことを選ばなかった。
「自分が思うようにプレーできないので、周りのみんなに、自分が普段やってる分を補ってもらう必要があったんで、頼むぞっていうことを言ってました」
その言葉を受け止め、仲間たちは自然と自分の役割を広げ、チームは一つの方向へと進んでいった。

静かにチームを動かす、平野の存在

3年生レギュラーの一人である平野について、キャプテンはその存在感を静かに語る。
「平野は何も言わないで、自分で黙々とやるタイプなんで、それで平野が何か言ったら。それに2年が反応して、答えるっていう場面が多いです」
多くを語らずとも、その一言が周囲を動かす。平野の姿勢は、言葉以上にチームに影響を与えていた。

「ずっと辛かった」キャプテンとしての一年

キャプテンとして過ごした一年は、決して順風満帆なものではなかった。
「ずっと辛い感じです」
特に苦しんだのは、2年生との関係だったという。
「2年生それぞれに個性があり、まとめる難しさを感じる時期もありました。思いが伝わらない中で、キャプテンとして悩むことも多かったです」
そんな中で訪れた転機は、自分自身の伝え方を見直したことだった。

「以前は全員に同じ言い方で伝えていて、きつく言ってしまうこともありましたが、今は人に合わせて伝え方を変えるようにしています。そうすることで、『この言い方なら聞いてもらえる』と感じる場面も増えてきました」

チームメイトに向き合う姿勢が、少しずつチームの空気を変え、確かな団結力を生み出していった。


全国で貫きたい「自分たちのバレー」

春高予選を通して見えてきた、佐賀学園男子バレー部の最大の強みは、トータルディフェンスだった。
「トータルディフェンスを、武器にやっていきたいと思います。一番、自分たちとしても自信があるというか、感覚があるところなんですね」
全国で勝ち進むために必要なものについても、キャプテンの考えは明確だ。
「自分たちのペースを作れてるチームが強いなと思います」
春高での目標は、「ベスト8」
そして最後に、応援してくれる人や、佐賀学園を目指す中学生へ向けて、キャプテンはこう語った。
「やりたいことをやっているチームだと思われたいですし、周りに流されるのではなく、のびのびと、自分たちのプレーをしたいです」



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第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会は、1月5日(月)から開催され、佐賀学園男子バレーボール部は佐賀県代表として全国の舞台に挑む。
初戦は1月6日(火)、青森県の弘前工業高等学校との対戦が決まっている。

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株式会社WIDE -

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