【佐賀から全国へ】佐賀学園高校男子バレーボール部 第1弾 全国ベスト4への挑戦
11月13日、第75回バレーボール高校選手権佐賀県大会決勝が行われ、佐賀学園高校は、佐賀工業高校に第1セットを奪われるも、第2、3、4セットをものにし、5年連続8度目の頂点に立った。全国大会での目標はベスト4。主将を務める千々岩選手や副主将の北川選手にインタビューを行い、チームの強み、初戦の冨岡東高校(徳島)についてなどを全3回に渡り紹介する。
今回は第1弾。佐賀学園高校男子バレーボール部の想いや意気込みを多くの方に知ってもらい、応援するきっかけとなってくれればと思う。
Q 目標の全国ベスト4について今思うこと
順調に行っている部分と行っていない部分があって、少し焦りもあるかなと思います。ブロックとレシーブがまだ足りないと思うので、大会までに調整していきたいです。
Q 今までどのような思いでチームとして頑張ってきたか
伝統を崩しちゃいけないというのと全国で結果を残したいという思いで頑張ってきました。プレッシャーも感じるんですけど、あえてきつい練習をすることで自信を付けて、力に変えてこられたと思います。
Q 今までチームとして苦労したこと
1年の中で勝った試合より負けた試合の方が全然多かったんですけど、練習でやったことが出せた良い負けと自分達のミスでの悪い負けがあって、その悪い負けをどう良くしていくのかが一番苦労しました。とくに、チーム全体を「解決しなきゃいけない」っていう雰囲気にするところは、キャプテンをしていてきつかったなと思います。
Q 佐賀県予選を勝ち進むことができた要因
チーム力で勝てたんじゃないかなと思います。1人1人がこれが自分達の1番いい攻撃、プレーというのを分かっていたというのと、練習試合で1日かけて修正したり、練習で1週間かけて修正したりというのを繰り返してきたから、決勝で1セット目をとられたときに何がダメでこれをしなきゃいけないというのをすぐにチームで統一できたところが大きかったと思います。
Q 初戦 松山工高校(愛媛)について考えていること
真ん中の選手が197センチと194センチで身長が高くて、クイック軸で攻撃してきそうなので、ミドルブロッカーが相手の速攻にしっかり対応して、抜けてきたボール、ワンタッチしたボールを自分達の攻撃に繋げていくことが大事になると思っています。
Q 試合の注目ポイント
レシーブと繋ぎです。伝統でもあるところで、相手が大きくてもレシーブであげて、セッターじゃない選手でもスパイカーが打ち込めるボールを繋ぐところを見て欲しいです。
第2弾では、主将を務める千々岩選手のインタビュー。
バレーボールをはじめたきっかけから、佐賀学園高校を選んだ理由、春高にかける想いまで、伝統ある佐賀学園男子バレーボール部の主将を務める千々岩選手に迫る。
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